クサナギオゴケは、学名Vincetoxicum katoiで知られる日本原産の多年生植物です。別名のヤマワキオゴケは、山地に自生していることに由来します。 この植物はつる性で、葉がナギに似ていることからクサナギオゴケと呼ばれています。小さな白色の花をつけ、非常に繊細で美しいのが特徴です。花弁は5枚で、集散花序に咲きます。 クサナギオゴケには別種のヤマワキオゴケも存在します。名前に「toxicum」と含まれますが、実際には毒性はありません。むしろ、自然環境の保全に重要な役割を果たしている植物です。 実は細長く、熟すと褐色になります。大きさは1cm程度と小ぶりです。日当たりが良く、水はけの良い土壌を好むため、日本の気候に適応した育てやすい植物として知られています。
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