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ニガクサ(苦草) (Teucrium japonicum)-i
ニガクサ(苦草) (Teucrium japonicum)-i

ニガクサ(苦草)

学名
Teucrium japonicum

基本情報

シソ Teucrium ニガクサ(苦草)
Lamiaceae > Teucrium > Teucrium japonicum
83%
完成度

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    草丈・樹高
    花の色
      葉の色
        開花時期
        7月-8月
        日当たり
        耐寒性ゾーン
        耐寒性
        耐暑性
        原産地
        成長速度

        ニガクサ(苦草) (Teucrium japonicum)の特徴

        概要

        ニガクサは、日本など東アジアが原産地のシソ科テュクリウム属の多年草です。葉が苦味をもつことからこの種名がつき、「苦を噛む」の意から人生の困難を乗り越える象徴ともされています。 また、健胃・解熱・利尿作用などの薬効があるとされ、薬草として古くから人の生活と深く結びついてきました。 草丈は高さは30-60cm程度に成長し、夏から秋にかけて淡紫色の花を咲かせます。花は唇形で、上唇が2裂、下唇が3裂という特徴的な形状をしています。 種子は小さく黒褐色で熟すと自然に飛散するため、自然に増えやすい性質です。ニガクサは、日当たりと水はけの良い場所を好み育てやすい植物ですが、耐寒性にはやや劣るため冬季には注意が必要です。

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        花言葉

        ニガクサの花言葉は、ニガクサが厳しい環境でも生き抜く強さをもつことから連想される「忍耐」や「我慢強さ」です。 ニガクサは7月28日の誕生花で、この日に生まれた人は「忍耐」や「我慢強さ」の特性をもつとされています。 風水では、その苦味から「苦い経験」を象徴するともいわれますが、邪気を払う力があり家の中に飾ると良いとのことです。

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        ニガクサ(苦草) (Teucrium japonicum)の栽培時期・カレンダー

        栽培時期・カレンダー

        ニガクサは夏から秋にかけて開花し、7~9月が見頃です。花は日中に開き夕方には閉じてしまうので、昼間に鑑賞するのが良いでしょう。 種まきから約3ヶ月程度で花を楽しめるようになります。 湿度を保つことで花を長く咲かせることができますが、乾燥に弱いため特に夏場は水分管理に注意してください。

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        ニガクサ(苦草) (Teucrium japonicum)の育て方

        水やり

        ニガクサは乾燥に強い植物で、理想的な土壌湿度は60~70%とされ適度な水分を保つことが重要です。 水やりの頻度は、春から秋にかけては土壌が乾いたら水を与え、冬季は控えめにし乾燥を避ける程度にします。 一度に与える水の量は鉢の1/3程度が目安ですが、鉢の大きさに合わせて調整してください。

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        土壌・肥料の管理

        ニガクサが好むのは、pH5.5~7.0の酸性から中性で、水はけの良い土壌です。 肥料は、春から夏にかけての生育期は化成肥料や有機肥料を適度に与え、冬季は控えめにして翌春に再度施肥します。 窒素分を多く含むものが適しますが、肥料の与えすぎは根腐れの原因となるため適量を心掛けてください。

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        日当たり・気温の管理

        ニガクサは日当たりの良い場所を好み日照量が多いほどよく育ち、最適な日光時間は1日あたり6~8時間程度とされています。 しかし、強い日差しにはあまり耐性がないので、真夏の日中は日陰に移動させるか日よけを使用して直射日光は避けると良いでしょう。 ニガクサは比較的寒さに強い植物で冬季でも屋外で栽培可能ですが、霜や雪が降るような場合は屋内に移動させるか霜よけすることをお勧めします。 成長に最適な気温は15~25℃で、春から初夏にかけて安定して成長します。日当たりが良く、直射日光や強い風を避けられる場所が栽培場所として最適です。

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        ニガクサ(苦草) (Teucrium japonicum)の上級者向け育て方

        剪定の方法

        ニガクサはふつう剪定や切り戻しは必要ありませんが、剪定をするのは枝が乱れてきた場合や形を整えたい場合です。 剪定適期の春から初夏にかけて剪定すると、新芽が出やすくなります。 剪定は、まず枝の中で最も長いものを基準に他の枝を同じ長さに切り戻し、枝の間隔が詰まりすぎている場合は間引きをします。 剪定後は、傷口に剪定剤を塗布して乾燥を防ぐとともに腐らないよう注意してください。また、剪定後は植物のストレスを軽減するために、水やりを控えめにすると良いでしょう。

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        鉢植えの方法

        ニガクサは日本全国の湿地や水辺に自生する多年草で、鉢植えでの栽培も可能です。寄せ植えする場合は、同じ湿地を好む植物と組み合わせることをお勧めします。ただし、ニガクサは成長が早いので他の植物を圧迫しないよう注意が必要です。 鉢植えの場合、水はけの良い土を使用し、春に種子をまくか株分けで増やします。種まきは、土の表面に種子をまき軽く土をかけて保湿し、日当たりの良い場所におきます。 株が大きくなったら植え替えますが、春が適季です。鉢から株を取り出して古い土を取り除き、新しい土に植え替えてください。

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        増やし方

        ニガクサは種まきと株分けにより容易に繁殖することができ、挿し木や葉挿しは手間がかかるためあまり行われません。 種まきは春に行い、種を蒔いた後湿度を保つためにビニールなどで覆うと2週間程度で発芽します。 株分けは、春または秋に株を掘り上げて根元から分け、新たに植え付ける方法です。株分けは成長が早く短期間で大量に増やせます。 また、株分けしたニガクサは元の株と同じ特性を持つため、品質を均一に保つことが可能です。

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        病害虫対策

        ニガクサに強く影響を与える特定の病害は少ないですが、適切な管理が行われないと根腐れ・葉焼けなどの病害が発生します。 害虫対策としては、定期的に観察し必要に応じて虫除け対策を行うのがお勧めです。 根腐れは、過度の水やりや排水の悪い土壌により引き起こされるので、水やりを適切に行い良好な排水を確保します。 葉焼けは、直射日光や乾燥により引き起こされるため、直射日光を避け、適度な湿度を保つことが必要です。

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        ニガクサ(苦草) (Teucrium japonicum)の分布地図

        分布・生息地

        ニガクサ(苦草) (Teucrium japonicum)の毒性

        人や動物への健康効果

        edible
        不明
        毒性
        不明

        NO DATA

        犬や猫への影響

        NO DATA

        ニガクサ(苦草) (Teucrium japonicum)のQ&A

        • ニガクサに似た花はありますでしょうか?

        • ニガクサのおすすめの選び方はありますか?

        • ニガクサとツルニガクサの関係は何ですか?