エゾタンポポは、北海道や本州の高山地帯といった寒冷地に自生している植物です。 この植物の最大の特徴は、その美しい黄色の花びらです。花びらは細長く尖っているのが特徴で、直径は約2センチほど。花の中心には黄色のおしべと白いめしべがあるのも美しいポイントです。 エゾタンポポにはいくつか種類があり、高山植物と呼ばれることが多いのは、寒さに強く、雪の中でも生育できるからです。 また、この植物には「希望」という花言葉があるそうです。春先に咲く花だからでしょうか、新しい始まりを象徴しているようです。 庭先や花壇で育てることも可能ですが、日当たり、水やり、肥料など育てるうえでのポイントがあるので気をつけたい。根が深く張る性質があるので、広いスペースが必要だとか。 それから、白い小さな実が特徴的で、風に乗って飛び散るそうです。子どもの頃の思い出が蘇る光景だそうです。 寒さに強く、美しい花も風情があるエゾタンポポ。高山で見かけたら、ぜひ心行くまで愛でてください。
0
0