イワブクロとは、学名をPennellianthus frutescensという、日本固有の植物です。別名としてタルマイソウとも呼ばれています。 イワブクロは、山岳地帯や湿地などを生息環境としていることが特徴です。姿勢が特徴的で、直立した細長い茎を持ち、高さは30~60㎝ほどになります。対生する葉の長さは5~10㎝程度で、茎は堅く丈夫な構造になっています。 花期は夏から秋にかけてで、小さな白色または淡紅色の花を多数つけるのが特徴です。花の直径は約1センチメートルほどで、茎の先端に集まるように咲きます。花期の長さは約2~3ヶ月と比較的長期にわたります。 また、品種や種類のバリエーションもほとんどないのが特徴的です。 実については詳細な情報が乏しいものの、一般的には小型の実をつけるのではないかと考えられています。 日当たりと湿度に注意すれば比較的育てやすい植物で、山岳地帯という生息環境に適応しているため、栽培条件を満たせば成育しやすいのがメリットです。
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