コシジシモツケソウは日本固有の植物で、北海道から東北地方の、湿地や湿った草地に分布しています。庭や公園などでも見かける植物です。 高さは約1m。葉は大きく、深く切れ込んだ形で、葉の形状が腰に似ていることからこの名前が付けられました。 花期は7月から8月で、淡いピンク色の花が咲きます。直径約1cmの小花が多数が集まって咲くため、一見すると大きな花のようにも見えます。 花が美しいことから清楚さや純粋さの象徴、花の形状から団結や一体感を表すとも言われる植物です。 コシジシモツケソウは、日当たりが良く、湿度の高い環境を好みます。よく日が当たる場所で、定期的に水やりをして育てましょう。
コシジシモツケソウ(越路下野草)
- 学名
- Filipendula auriculata
基本情報
- バラ 科 Filipendula 属 コシジシモツケソウ(越路下野草) 種
- Rosaceae > Filipendula > Filipendula auriculata
- 75%
- 完成度
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- 草丈・樹高
- 花の色
- 葉の色
- 開花時期
- 日当たり
日向 午前から午後にかけて長時間日光が当たる場所 半日陰 木の木陰、もしくは午前・午後のどちらかが日陰となる場所 日陰 直射日光が当たらない場所
- 耐寒性ゾーン
各植物がどの地域まで冬越し可能なのかを知るための指標です。 各植物のゾーンを知ることで屋根のない地植えで育てた際の耐寒温度を把握できます。 2:-42.7~-40.0 3:-39.9~-34.4 4:-34.3~-28.9 5:-28.8~-23.3 6:-23.2~-17.8 7:-17.7~-12.2 8:-12.1~-6.7 9:-6.6~-1.1 10:-1.0~4.4 11:4.5~10.0
- 耐寒性
- 耐暑性
- 原産地
- 成長速度
コシジシモツケソウ(越路下野草) (Filipendula auriculata)の特徴
概要
花言葉
コシジシモツケソウの花言葉は、「純粋な愛」や「清らかな心」。 特に、「純粋な愛」は、その美しい淡いピンク色の花が純粋さや無垢さを表現しているとされています。 風水では清浄なエネルギーを持つとされ、家の中に飾ることで浄化の効果が期待できると言われています。 7月22日の誕生花にもなっている植物です。
コシジシモツケソウ(越路下野草) (Filipendula auriculata)の栽培時期・カレンダー
栽培時期・カレンダー
コシジシモツケソウの開花期は夏、7月~8月にかけてです。開花時間帯は、早朝から昼にかけてとなります。 咲いた花を長く楽しむためには、適度な水分と日当たりを確保し、水はけの良い土壌を選びましょう。 また、たくさんの花を楽しむために、枯れた花をこまめに取り除いてください。これにより、新たな花が咲くエネルギーを確保することができます。 開花までに必要な期間は、種を植えてから約1年程度です。
コシジシモツケソウ(越路下野草) (Filipendula auriculata)の育て方
水やり
コシジシモツケソウは湿地に生息する植物で、水分を好むため、土壌が乾燥しすぎないように管理します。ただし、過度な水分は根腐れを引き起こす可能性があるため、土壌の湿度を確認し、表面が乾いていたら水を与えるようにしましょう。 夏は乾燥しやすいため、朝晩2回の水やりがおすすめです。 冬は生育が停止するため、水やりは週に1回程度に減らします。ただし、乾燥している場合は適宜水を与えてください。
土壌・肥料の管理
コシジシモツケソウは、湿度が高く、酸性から中性のpHで、水はけの良い土壌を好みます。 春から初夏にかけて、窒素、リン酸、カリウムのバランスが良い化成肥料を、月1回程度与えると良いでしょう。 夏の終わりから秋にかけては、成長を促すために、リン酸やカリウムを多めに含む肥料を与えるのがおすすめ。 肥料の与えすぎは根を傷つける可能性があるので、適量を心掛けてください。
日当たり・気温の管理
コシジシモツケソウは日当たりの良い場所を好む植物で、1日あたりの日照時間は、4~6時間程度が適しています。しかし、直射日光が強すぎたり、日照時間が長すぎたりすると葉焼けすることがあるため、半日陰の環境が良いでしょう。 高温多湿の環境は苦手なので、夏は風通しの良い場所で管理します。 コシジシモツケソウは耐寒性があり、冬季でも屋外での生育が可能です。ただし、霜や雪に覆われると生育が阻害されるため、冬季は適度な日照とともに、霜や雪から保護することが重要となります。 コシジシモツケソウに適した環境を整えてあげることで、健康に成長してくれますよ。
コシジシモツケソウ(越路下野草) (Filipendula auriculata)の上級者向け育て方
剪定の方法
コシジシモツケソウは、自然に美しい形状を保つことができるため、剪定や切り戻しを必要としない植物です。 しかし、もし枯れた部分や病気に感染した部分がある場合は、冬~春の新芽が出る前に、剪定を行いましょう。 剪定後は感染症を予防のため、傷口に剪定剤を塗布します。
鉢植えの方法
コシジシモツケソウは、鉢植えでも育てることができます。ただし、自然環境では湿った場所を好むため、鉢植えの場合は水分管理に注意が必要です。 植え付けや植え替えの適期は春。 深めの鉢を選び、鉢底石を敷いた上に腐葉土や赤玉土を混ぜた培養土を入れます。その上に苗を置き、周囲を培養土で固めてください。 植え替えは2~3年に1回行いましょう。鉢底石や培養土は新しいものを用意し、根を優しくほぐしてから植え替えます。 コシジシモツケソウは成長が早いので、寄せ植えの場合は、他の植物を圧迫しないように注意が必要です。同じく湿った環境を好む植物と一緒に植えると良いでしょう。
増やし方
コシジシモツケソウの繫殖方法は株分けと種まきが主流ですが、種の発芽率が低いため、株分けの方が成功率が高いでしょう。 株分けの適期は、春または秋。まず株を掘り上げて根をほぐし、根元から分けます。その後、分けた株を植え付け、水やりをします。 種まきは秋に行い、春に発芽します。発芽率が低いので、多めに種をまいておきましょう。 挿し木や葉挿しはあまり行われません。
病害虫対策
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コシジシモツケソウ(越路下野草) (Filipendula auriculata)の分布地図
分布・生息地
コシジシモツケソウ(越路下野草) (Filipendula auriculata)の毒性
人や動物への健康効果
- edible
- 不明
- 毒性
- 不明
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犬や猫への影響
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