ヤマブドウ(Vitis coignetiae)は、日本や朝鮮半島、中国東北部を原産国としており、山地に自生するぶどうの1種であることが由来とされています。 ヤマブドウは、大きな葉を持ち、秋になるときれいな紅葉となるのが特徴です。葉は、新緑色から深緑色をしており、秋には赤色や紫色に変化することから、四季によって様々な姿を楽しむことができます。 ヤマブドウやつる性の植物であり、成長すると10m以上の高さにります。そのため、庭木や生垣などに利用されることも多く、美しい見た目から賞用としても人気です。 6月から7月に黄緑色の花を咲かせたあと、紫黒色の実をつけますが、これは食用には適していません。しかし、鳥たちにとっては格好のエサとなり、自然環境の保全にも役立っていると言えます。 耐寒性があり、日当たりを好む特性から、比較的育てやすい植物ですが、大きく育つため、定期的な剪定が必要です。
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