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ヒゴスミレ(肥後菫) (Viola chaerophylloides)-i
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ヒゴスミレ(肥後菫)

別名
トウカンスミレ,ナンザンスミレ
学名
Viola chaerophylloides

基本情報

スミレ Viola ヒゴスミレ(肥後菫)
Violaceae > Viola > Viola chaerophylloides
92%
完成度

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  • ハーブ
草丈・樹高
10cm ~ 20cm
花の色
葉の色
開花時期
4月-5月
日当たり
耐寒性ゾーン
6
耐寒性
やや強い
耐暑性
普通
原産地
日本
成長速度
普通

ヒゴスミレ(肥後菫) (Viola chaerophylloides)の特徴

概要

ヒゴスミレの起源は、日本の本州、四国、九州、琉球列島にあります。 ヒゴスミレの学名「Viola chaerophylloides」は、ギリシャ語の「viola」(バイオレット)と「chaerophylloides」(セリ科植物に似た)を組み合わせたもので、スミレの仲間でありながらセリ科植物に似た特徴を持っていることを示しています。日本名の「ヒゴスミレ」は、葉の形状がイノモトソウ(ヒゴ)に似ていることから名付けられました。 ヒゴスミレは、日本の自然環境に適応して進化してきた植物であり、日本の文化や風物詩としても、古くから詠まれることがありました。その起源や由来に関心を持つ人も多く、日本固有のスミレの仲間として多くの地域で親しまれています。 ヒゴスミレ(Viola chaerophylloides)は、東アジア地域に自生しているスミレ科スミレ属に属する多年草です。主に日本では山地や森林の林床に生育しています。 葉は対生し、裏側に毛が生えており、長さ2-6cm、幅1-3cmの卵形です。縁には鋸歯があり、葉柄は長いという特徴があります。 4月から5月にかけて、紫色の花を咲かせ、花弁は5枚で、下側の花弁には黄色い斑点があり、距は長さが約1cmです。 果実は蒴果で、長さ約1cmの楕円形をしており、熟すと2つに裂けて、扁平で黒褐色な種子を散布します。 日本では主に本州、四国、九州の山地に分布していますが、一部地域では絶滅危惧種に指定されていることもあるため、自然環境の保全が求められています。

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花言葉

ヒゴスミレの可憐で清楚な花姿から、「清楚な愛」や「純潔」、「無垢な心」といった花言葉がつけられています。 また、ヒゴスミレが春の訪れとともに咲くことから、人々に温かい気持ちや友好的な関係を思い起こさせるため「思いやり」や「友情」もヒゴスミレの花言葉とされています。 さらに、ヒゴスミレが地味ながらも美しい花を咲かせることから、見た目に惑わされずに内面の美しさを大切にするという意味を込め「誠実」や「真心」もヒゴスミレの花言葉も持ち合わせています。 ヒゴスミレは、花言葉の意味合いから、贈り物としても喜ばれることが多いです。特に、友人や恋人へのプレゼントとして、ヒゴスミレの花言葉を添えて贈ることで、相手への気持ちを伝えることができます。 ヒゴスミレの花言葉は、その美しい花姿や春の訪れを感じさせる特徴から、多くの人々に愛されています。

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ヒゴスミレ(肥後菫) (Viola chaerophylloides)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

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ヒゴスミレ(肥後菫) (Viola chaerophylloides)の育て方

水やり

ヒゴスミレは、こまめに水を与えることが大切です。春から夏にかけては、土壌が乾燥しやすいため、この時期には特に土壌の渇きに気を配るようにしてください。昼間の気温が高い時期は、蒸発を抑えるために、朝晩の涼しい時間帯に水やりを行うことが望ましいです。一方、秋から冬にかけては、根腐れを起こしやすい時期になるため、水やりの頻度を減らし、土壌が乾燥気味になるまで間隔をあけましょう。またこの時、日中の暖かい時間帯に水やりを行うことが大切です。 水やりの頻度は、土壌の表面が乾いたら行う程度が目安となりますが、季節や気温によって調整が必要です。また、水やりの際は、鉢底から水が流れ出る程度にたっぷりと与え、余分な水分が抜けることを確認しましょう。また、 水やりの際は、直接葉に水をかけないようにしましょう。葉に水がかかると、病気の原因となることがあります。また、過剰な水やりは根腐れを引き起こすため、適度な水分を保つことが重要です。

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土壌・肥料の管理

ヒゴスミレは、水はけの良い腐葉土や赤玉土を混ぜた土壌を好みます。またpHは5.5から6.5のやや酸性の土壌が最適です。 肥料に関しては、過剰な窒素を避けるために希釈したものを用いるようにしましょう。与える時期に関しては、春から秋にかけて、液体肥料を1ヶ月に1回程度与えることが望ましいです。 冬季には、肥料の与え方を減らし、2ヶ月に1回程度に調整します。この時期は、成長が遅くなるため、肥料の量も少なめにすることが良いでしょう。また、土壌の湿り気を保つために、適度な水やりが必要ですが、根腐れを防ぐために、水はけの良い環境を維持することが重要です。

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日当たり・気温の管理

ヒゴスミレは、耐暑性が低く、高温に弱い植物であるため、夏季の気温管理には特に注意が必要です。具体的には風通しの良い場所に移動させる、日を遮るためのネットを用意する等が効果的な再対策になります。この時土が乾かないようにこまめに水やりも行いましょう。 一方、耐寒性は高く、冬季でも生育が可能です。しかし、最適な栽培温度は15℃~25℃とされており、この範囲内であればより活発な生育が期待できます。 冬季には、霜や凍結から守るために、鉢を室内に移動させるか、霜よけネットを使用することがおすすめです。これにより、ヒゴスミレの生育に適した環境を維持することができます。 ヒゴスミレは、半日陰の涼しい場所に移動させることで、高温多湿を避けることができます。また夏は土が乾燥してしまうことを防ぐために、水はけの良い土を使用し、適度な水分を保つようにしましょう。 冬越しは、屋内や温室で管理することで霜や凍結から守るようにしてください。ただし、室内での管理では、明るい場所の中でも、直射日光を避けられる位置に設置するようにしてください、また冬場は根腐れが起きやすい時期になりますので、水やりを控えめにし、乾燥気味に保つようにしましょう。 ヒゴスミレは、適切な夏越しや冬越しの方法を実践することで、長期間美しい姿を楽しむことができます。 ヒゴスミレ(Viola chaerophylloides)の適切な日照時間は1日のうち4~6時間程度が理想とされています。半日陰から日陰を好む植物であるため、長時間直射日光を当たり続ける環境に設置するのは避けましょう。日差しが強すぎると、葉焼けや葉の色あせが起こり、成長が阻害されることがあります。かといって日光が全く当たらない状況では、栄養の補給に必要不可欠な光合成が十分に行われず、成長が悪くなるため注意が必要です。適切な日照時間を保てるようにしましょう。 ヒゴスミレは、高温多湿を苦手とするため、鉢を風通しの良い場所に置くことや、日陰を作るための遮光ネットを利用し、あらかじめ暑さ対策をしてください。 鉢植えの場合、最適な置き場所は、直射日光が避けられる場所で、散らかった光が当たるような環境が望ましいです。例えば、窓際のカーテン越しや、日陰のあるベランダなどが適しています。 また、

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ヒゴスミレ(肥後菫) (Viola chaerophylloides)の上級者向け育て方

剪定の方法

ヒゴスミレは、自然に成長し、適切な環境下では美しい花を咲かせるため、基本的に剪定や切り戻しを行わず、放っておいても問題はありません。 ですが例外として、枯れた葉や花が見られる場合、他の植物と競合して成長している場合は、適度な剪定が必要となることがあります。その際は、春から初夏にかけて、枯れた葉や花を取り除くようにしましょう。この行動により、新しい芽が出やすくなり、植物の健康を維持することができます。 剪定の方法としては、まず枯れた葉や花を見つけ、切り口が滑らかになるように、清潔で鋭利なはさみを使って株元から切り取ります。剪定後は、植物の回復を助けるために適切な水やりや肥料を与えましょう。 ヒゴスミレは剪定や切り戻しに関して特別な注意が必要な植物ではないため、基本的には自然に任せることができますが、適切な手入れを行うことで、より美しい花を楽しむことができるでしょう。

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鉢植えの方法

ヒゴスミレ(Viola chaerophylloides)の植え付けは、水はけの良い腐葉土や赤玉土を用いて、春から秋にかけての時期に行うようにしましょう。 種まき時は、あらかじめ鉢やプランターの中に腐葉土や赤玉土を入れ、表面を平らにならしておきましょう。そこに種をまき、薄く土をかぶせます。水やりの頻度に関しては、土が乾いているときに、たっぷり水を与えるくらいが最適です。 根が鉢いっぱいに広がってきたら植え替えのタイミングです。新しい鉢には、底石を敷いた上に腐葉土や赤玉土を入れて株を植え付け、周囲に土を詰めて固定します。その後は徐々に日当たりの良い場所に移動させてください。 またヒゴスミレに収穫のタイミングはありません。もし花や葉を摘む場合は、花が咲いた直後や新しい葉が出た時期が適しています。

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増やし方

ヒゴスミレは種子による繁殖と株分けが一般的な繁殖方法になります。種子による繁殖は、秋に実った種子を収穫し、冬に播種します。播種後は、適度な水分を保ち、春になると発芽しますので、発芽した苗は、成長が進んだら間引きを行い、適切な間隔を保ちましょう。株分けは、春から初夏にかけて行うのが最適です。株を掘り上げ、根を傷つけないように注意しながら、株を2つ以上に分け、分けた株を新しい植木鉢や畑に植え付け、適度な水分を保ちながら育てます。 株分けと種子による繁殖の違いとしては、種子による繁殖は、時間がかかりますが、より多くの個体を増やすのに最適です。一方、株分けの方が短期間で増やすことができ、品種の特性をそのまま引き継ぐことができます。どちらの方法も、適切な手順と管理を行えば、ヒゴスミレを増やすことができます。

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病害虫対策

ヒゴスミレが、特定の病害虫にかかりやすいという情報はあまり見つかりませんでした。ですが、一般的に注意しなければならない病害虫は存在するので、ここでは、それらの病害虫に対して説明します。 スミレ類は、ハダニやアブラムシ、アザミウマなどの害虫によって被害を受けることがあります。これらの害虫は、ウイルス病を媒介するだけでなく、葉や茎に寄生し、植物の成長を阻害することがあります。害虫対策としては、害虫の発生を早期に発見することが重要です。もし発見した場合は、早急に手で取り除く、または殺虫剤を使用することが効果的です。 また、炭素病やうどんこ病などの病気にも注意が必要です。これらの病気は、湿気の高さが原因で、葉や茎に黒い斑点や白い粉状のカビが発生します。適切な水やりや通気性の良い環境を整えることで、病気にかかるのを未然に防ぐことができます。また、病気にかかった部分は早めに取り除き、感染拡大を防ぐことが求められます。

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ヒゴスミレ(肥後菫) (Viola chaerophylloides)の分布地図

分布・生息地

ヒゴスミレ(肥後菫) (Viola chaerophylloides)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

ヒゴスミレは、人体への毒性は報告されていません。ただ逆に、健康に対してよい影響を与える成分が含まれるという報告も見当たりませんでした。これは植物全般に言えることですが、植物は個体差があるため、安易な摂取はアレルギー反応を引き起こす可能性を高める行為になります。健康効果を期待しての摂取は行わないようにしておきましょう。 薬用植物として育てられていたという情報もありませんでしたので、観賞用途として購入するのが良いでしょう。

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犬や猫への影響

ヒゴスミレに関して、犬や猫への毒性や健康への影響について調査いたしました毒性があるといった報告は見つかりませんでした。 ただし、同じスミレ科に属する植物の中には、犬や猫に対して毒性を持つ植物があるため、それらの植物についてあらかじめ知っておくことは大切なことだと言えます。例えばアフリカスミレ(Saintpaulia spp.)ですが、これは犬や猫に対して軽度の毒性があり、摂取すると嘔吐や下痢などの消化器症状を引き起こすことがあります。 また、犬と猫で影響に差があるかどうかについても、情報が不足しているため確定的なことは言えません。ヒゴスミレの苗や種を購入する際には、犬や猫が触れることがないように注意して管理することが望ましいでしょう。

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ヒゴスミレ(肥後菫) (Viola chaerophylloides)のQ&A

  • ヒゴスミレの種子の発芽条件は何でしょうか?

  • ヒゴスミレとエイザンスミレの違いについて解説します。

  • ヒゴスミレ(肥後菫)の選び方