ヒトツブコムギは、小麦の一種です。別名はありません。 この植物は、およそ1万年前から栽培されていると考えられています。小麦の起源の一つで、小麦の先祖のような存在です。 もとは、今のトルコやイランなど、中央アジアの地域が原産地だと言われています。古代からその地で栽培されてきた歴史があります。 花は小さな穂状に咲き、色はだいたい黄色や緑です。品種によって花の色や形が異なることもあるようです。 実は小さく丸い形をしていて、ほかの小麦より一般的には小ぶりです。また、育てやすい作物だと考えられています。 ヒトツブコムギは、訳すと「一粒の小麦」の意味があります。これは実の特徴的な形に由来する名前です。
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