コウシュンカズラ(Tristellateia australasiae)は、春から秋にかけてが花期で、黄色い花が咲きます。花径は約2cmで、花弁は5枚あり、星型に広がっています。また、葉は対生し、楕円形で縁に鋸歯があるのが特徴です。 コウシュンカズラは、美しい花であることの鑑賞価値が高く、庭やベランダでの観賞用に多く栽培されています。また、蜜蜂や蝶などの昆虫が集まることで、蜜源植物としても知られています。 コウシュンカズラ(Tristellateia australasiae)の起源は、主にオーストラリア大陸とされており、オーストラリアや東南アジアを中心に分布しています。また、自然交配や適応によって、東南アジアの一部地域や太平洋諸島にも自生しており、これらの地域で、現在の形態が形成されたようです。 コウシュンカズラの学名「Tristellateia australasiae」は、花の形状が三つ星のように美しいことから、ラテン語で「三つ星のオーストラリア」という意味があります。また、黄色い花が順調に咲くことから、日本名の「コウシュンカズラ」は、中国名「黄順葛」からの音訳を意味しています。
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