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オオバナノエンレイソウ(大花延齢草) (Trillium camschatcense)-i
オオバナノエンレイソウ(大花延齢草) (Trillium camschatcense)-i
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オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)

学名
Trillium camschatcense

基本情報

シュロソウ Trillium オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)
Melanthiaceae > Trillium > Trillium camschatcense
92%
完成度

植物図鑑の完成にご協力ください。TERRARIUMは世界中のみんなと完成させる植物図鑑サービスです。 現在、オオバナノエンレイソウ(大花延齢草) (Trillium camschatcense)の図鑑ページの完成度は92%です。投稿方法など詳しくはこちらをご覧ください。

  • ハーブ
草丈・樹高
30cm ~
花の色
葉の色
開花時期
4月-5月
日当たり
半日陰
耐寒性ゾーン
4-8
耐寒性
強い
耐暑性
普通
原産地
日本、中国、韓国、ロシア極東部
成長速度
普通

オオバナノエンレイソウ(大花延齢草) (Trillium camschatcense)の特徴

概要

オオバナノエンレイソウ(Trillium camschatcense)は、学名の「Trillium」はラテン語の「tri(3)」と「lilium(ユリ)」が組み合わさったもので、3枚の花弁や3枚のがく片を持つことに由来しています。 また、「camschatcense」は、カムチャツカ半島にちなんで名付けられました。 日本語名の「オオバナノエンレイソウ」は、大きな花を持つエンレイソウという意味です。エンレイソウは別名「ミツバツツジ」とも呼ばれます。 その起源は、おそらく日本列島の形成とともに、アジア大陸から分布が広がったと考えられています。 オオバナノエンレイソウ(Trillium camschatcense)は、日本では北海道から本州の中部地方にかけて、海外ではロシア極東地域やアラスカにも分布しているのが特徴です。 この植物の大きな特徴は美しく大きな楕円形の葉です。3枚1組で互生し、長さ10-20cm、幅5-10cmになります。高さ20-40cm程度まで成長し、春先の4-5月にかけて開花します。花の直径5-10cmで、3枚の大きな花弁と3枚のがく片からなり、花弁は白から淡紅色を呈します。 オオバナノエンレイソウは、山地の落葉広葉樹林や針葉樹林の林床に生育することが多く、湿り気のある場所を好みます。 オオバナノエンレイソウは、その美しい花や葉の形状から観賞用として栽培されることもありますが、野生のものは採取を控えるようにしてください。

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花言葉

オオバナノエンレイソウの花言葉は、「高貴な心」、「神秘的な美しさ」、「清楚な愛」、「誇り高き人」です。オオバナノエンレイソウの高貴で清らかなイメージや、純粋さ、その姿から誇りを持って咲いているかのように見えることからつけられたと考えられます。 オオバナノエンレイソウの姿は魅力的であり、神秘的な美しさという花言葉におとらない姿をしています。美しい姿の中にも着飾らない純粋さが感じられるため。「清楚な愛」といった花言葉も付けられたのではないかと考えられます。 相手への敬意や愛情を表現するために、オオバナノエンレイソウを添えて贈りましょう

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オオバナノエンレイソウ(大花延齢草) (Trillium camschatcense)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

NO DATA

オオバナノエンレイソウ(大花延齢草) (Trillium camschatcense)の育て方

水やり

オオバナノエンレイソウ(Trillium camschatcense)は春から夏にかけては、成長期にあたるため、水やりの頻度を週に2~3回程度にしましょう。また、朝や夕方の涼しい時間帯に水やりを行うことで、水分の蒸発を抑えることができます。秋から冬にかけては、休眠期に入るため、水やりの頻度を週に1回程度に減らしてください。 鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えることで、根元まで水分が行き渡るようにしましょう。 注意点として、直射日光を避けて育てることが望ましいため、水やり後に日陰に移動させ、葉に水がかからないように注意してください。

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土壌・肥料の管理

オオバナノエンレイソウは、湿潤で水はけの良い腐葉土を好み、pH5.5~7.0のやや酸性から中性の土壌が最適とされています。 春から初夏にかけては、骨粉や油粕を主成分と緩効性の有機肥料を施すことが望ましいです。肥料の与え方としては、株元に施すことが一般的で、過剰な施肥は避けるようにしましょう。 成長期に1回から2回程度が肥料を与える程度で結構です。ただし植物の様子によっては、栄養不足を感じられる場合がありますので、その都度状況によって、様子を見ながら判断してください。 また、オオバナノエンレイソウは、根が弱いため、土壌の表面に肥料を散布するだけでなく、深く根に届くように与えましょう。肥料の量は、株の大きさや土壌の状態に応じて調整し、適切な量を与えることが肝心です。

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日当たり・気温の管理

オオバナノエンレイソウは、冬季の寒さにも耐えらる耐寒性を持つ植物です。一方耐暑性はそれほど高くないため、高温多湿な環境では生育が難しいです。 春から秋にかけての10℃~20℃程度が最適な温度とされており、この温度帯を保つことが成長を促す重要ポイントです。先述したように、暑さには弱い植物になるので、事前に日陰を作るなど工夫しましょう。 冬季には、雪が積もる地域では自然に雪に覆われることで寒さから守られますが、雪が少ない地域では保温をする術がなくなってしまうので、人間の手で保温材を使って根元を覆うなどの対策を行ってください。 植え付け場所の選定も最適な気温を保つために必要なことです。半日陰や木陰がよく、風通しの良い場所を選ぶことで、高温多湿を避けることができます。 オオバナノエンレイソウは、夏越しや冬越しに関して特別な手間が必要ありません。耐寒性が強く、自然環境下では雪の下で冬を越すことができます。 耐暑性はあまり高くないため、水はけのよい場所でこまめに土壌の確認を行ないながら水やりをしておきましょう。 冬越しの方法としては、寒さが厳しい地域では、オオバナノエンレイソウの周りに腐葉土や枯れ葉を敷いて保温対策を行うことが効果的です。積雪が少ない地域では、雪が降る前にオオバナノエンレイソウを覆うようにマルチングシートを敷くことで、地温の低下を防ぐことができます。 オオバナノエンレイソウは、半日陰から日陰を好みます。1日のうち4~6時間程度が理想の日照時間となります。直接日を当てすぎることによって、葉焼けや葉の枯れが起こり、成長が阻害されることがあるため、日光がよく当たる環境には設置しないようにしましょう。 ただし、日光が全く当たらない状況では、光合成が十分に行われず、栄養不足に陥ってしまい、結果的に成長が悪くなることがあるので注意しましょう。 鉢植えの場合、直射日光が避けられて、散らかった光が当たるような環境がよいでしょう。具体的には、窓際のカーテン越しや、日陰のあるベランダなどが適しています。 日中の強い日差しを避け、午前中や午後の遅い時間帯に日光を当てましょう。

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オオバナノエンレイソウ(大花延齢草) (Trillium camschatcense)の上級者向け育て方

剪定の方法

オオバナノエンレイソウは、剪定や切り戻しに関して特別な手入れが必要な植物ではありません。ただ、他の植物との競合が激しい場合や、オオバナノエンレイソウの株が密集している場合は、適度な剪定や切り戻しを行いましょう。春から初夏にかけてが剪定や切り戻しを行う最適なタイミングとなっており、この時期に行うことで、植物の成長が活発になります。また剪定や切り戻しによるダメージから回復しやすくなるというメリットもあります。 手順としては、まず枯れた茎や葉を取り除き、他の植物との競合が激しい部分や、密集している株を間引いてください。最後に、適度な間隔を保ちながら、株を整理しましょう。

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鉢植えの方法

オオバナノエンレイソウ(Trillium camschatcense)の植え付けは、春から初夏にかけてが適期です。 植え付けの際には、根を広げて植え、根元から5cmほど土をかぶせるようにしましょう。また、オオバナノエンレイソウは日陰を好むため、半日陰の場所に植えることも重要です。 植え替えは、春から初夏にかけて、株が大きくなった場合や、根詰まりが起こった場合に行ってください。新しい鉢に移す際には、根を傷つけないように注意しましょう。 収穫は、自生地での採取は環境保護の観点から避けてください。また、栽培したものを収穫する場合でも、根を採取した後は再生が難しいため、注意が必要です。

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増やし方

オオバナノエンレイソウ(Trillium camschatcense)の最適な繫殖方法は株分けで、その理由は、株分けの方が短期間で新しい株が育ち、繁殖が容易で、株分けによって得られる新しい株は、親株と同じ性質を持つため、品質の維持が可能だからです。 手順は、春から初夏にかけて、成長した株を掘り上げ、根茎を切り分け、それぞれの部分に葉と花芽があることを確認した後、新しい場所に植え付けましょう。

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病害虫対策

オオバナノエンレイソウは、一般的な害虫として挙げられるアブラムシやアカイエカメムシなどが付くことがあります。特殊な病害虫がつきやすいといった報告はないので、特段そこまで注意をする必要はありませんが、その都度病害虫に対する予防や処置は行う必要があります。 具体的には、定期的に植物を観察し、害虫が発見された場合は速やかに駆除することです。これが病害虫の予防や対策にもっとも効果的な行動です。また生育環境を整えることで植物の抵抗力を高めることができるため、風通しの良い場所で育てる等の対策を取っておきましょう。

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オオバナノエンレイソウ(大花延齢草) (Trillium camschatcense)の分布地図

分布・生息地

オオバナノエンレイソウ(大花延齢草) (Trillium camschatcense)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
あり

オオバナノエンレイソウ(Trillium camschatcense)の根茎にはトリリウムアルカロイドという成分が含まれており、これが人体に対して毒性を持つとされています。 しかし、一般的にはオオバナノエンレイソウの毒性は弱いため、通常の接触や摂取ほどでは、健康に重大な影響を及ぼすことはありません。ただし、アレルギー体質の方が過剰に摂取した場合には、皮膚のかぶれや消化器系の不調などの症状が現れることがありますので、注意が必要です。 現代の医学ではオオバナノエンレイソウの効果については十分に検証されていないため、自己判断での使用は避けてください。以前は民間薬としても利用されてきましたようですが、毒性があることを考慮し、摂取する際には専門家の指導を受けてから行いましょう。

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犬や猫への影響

オオバナノエンレイソウは、犬や猫に対して毒性があるという報告は見当たりませんでした。 犬や猫に対しても、特に重篤な症状が現れることはないと考えられますが、過剰に誤飲誤食を行った場合、少なくとも消化器系に影響を与える可能性がありますので注意が必要です。また、犬と猫で毒性の影響に差があるかどうかは、現時点では明確には分かっていません。 オオバナノエンレイソウに限らず、植物全般に対して言えることですが、植物の生育を始める際はペットがアクセスできない場所に置くことが望ましいです。また、ペットが植物を食べた際には、速やかに獣医師に相談することが重要です。

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オオバナノエンレイソウ(大花延齢草) (Trillium camschatcense)のQ&A

  • オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)の選び方

  • オオバナノエンレイソウの自然に群生する地域はどこでしょうか?

  • オオバナノエンレイソウは絶滅危惧種に指定されていますか?