オオムラサキツユクサ(Tradescantia virginiana)の起源は北アメリカ大陸の東部地域で、主に東海岸から中西部にかけて分布している植物です。 学名である「Tradescantia virginiana」は、イギリスの庭師で植物収集家でもあるジョン・トレデスカントにちなんで名付けられました。彼は17世紀初頭に北アメリカ大陸を訪れ、多くの植物をイギリスに持ち帰り、その中の1つがオオムラサキツユクサとされています。 日本においては、江戸時代後期にオランダ商館長が持ち込んだとされています。彼は日本の植物を研究し、多くの植物をヨーロッパに紹介したとも言われれています。 オオムラサキツユクサ(Tradescantia virginiana)は、主に観賞用として扱われている植物で、特に花壇や庭園でよく見かけます。 高さは30~60cmで、茎は直立しています。葉は長楕円形で緑色をしており、茎に密着して生えるのが特徴です。 花は、径2~3cmで、紫色、青色、白色といった色があります。3枚の花弁を持ち、5月から7月が花期で、1日花です。
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