キンポウゲ科の多年草であるヤマトグサは、草丈10~30センチ。日本原産で国内全域の草地や山地に育つ植物です。 ベランダや庭などの日当たりの良い環境であれば、寒さ乾燥にも強いため家庭でも育てやすいでしょう。 独特の美しさを持つ黄色いヤマトグサの花は、見た目は地味で5~6月の初夏を花期とし、星のように5枚の花びらを広げ、小さな太陽のような花姿をしています。
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黄色
緑
日向 午前から午後にかけて長時間日光が当たる場所 半日陰 木の木陰、もしくは午前・午後のどちらかが日陰となる場所 日陰 直射日光が当たらない場所
各植物がどの地域まで冬越し可能なのかを知るための指標です。 各植物のゾーンを知ることで屋根のない地植えで育てた際の耐寒温度を把握できます。 2:-42.7~-40.0 3:-39.9~-34.4 4:-34.3~-28.9 5:-28.8~-23.3 6:-23.2~-17.8 7:-17.7~-12.2 8:-12.1~-6.7 9:-6.6~-1.1 10:-1.0~4.4 11:4.5~10.0
キンポウゲ科の多年草であるヤマトグサは、草丈10~30センチ。日本原産で国内全域の草地や山地に育つ植物です。 ベランダや庭などの日当たりの良い環境であれば、寒さ乾燥にも強いため家庭でも育てやすいでしょう。 独特の美しさを持つ黄色いヤマトグサの花は、見た目は地味で5~6月の初夏を花期とし、星のように5枚の花びらを広げ、小さな太陽のような花姿をしています。
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その白い花から連想された、「清らかな心」と「純粋な心」がヤマトグサの花言葉です。
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開花時期を春から初夏に持つヤマトグサは、5月~6月が最も見ごろとなっており、開花に要する時間は種をまいてから約1年となっています。 湿度を保つことが長く花を楽しむ秘訣で、耐乾性がないのでに乾燥しやすい時期には十分注意してください。 朝に花を咲かせますが夕方にはしぼんでしまうので、植物を観察するには明るい時間にしましょう。
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ヤマトグサの水やりは、基本的には少量ずつを何度もする方が良いとされています。 なぜならヤマトグサは湿った場所を好むため、土を乾かさないようにすることが大切なのと、大量の水を一度に与えることで根腐れしてしまう恐れがあるからです。 乾燥の少ない冬場は土の湿り気を確認し、週に2~3回にとどめ、夏場であれば週に1回以上の水を与えてあげましょう。
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水辺や湿った場所を好むヤマトグサは、排水性の高い、酸性~中性の土が適しています。 成長促進のため、バランスよく混ぜたリン酸、窒素、カリウムの化学肥料を与えると良く、特に成長期である春~初夏は与える回数を増やすとより良い成長を促すことができます。 肥料が多すぎると根を傷つけることがあるため、与える量には気を付けましょう。
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日光が大好きなヤマトグサは真夏の直射日光を避けつつ、風通しの良い明るい日陰で育てると良く育ってくれます。 春~初夏のような15度~25度が活発な成長を見せてくれる最適な気温であり、寒さにも強いので、冬も日当たり良好な場所で育てることもできますが、霜が降りるほどの寒さであれば室内に移動させる方が良いでしょう。
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枯れた場所を取り除いたり見た目を整えたい場合であれば、新芽が出る春前に剪定を行うと良いのですが、ヤマトグサはナチュラルに育てた姿が美しいため、基本的には切り戻しや剪定を必要としません。 剪定などを行ったときは、適度に水やりをして健康を保つようにしてあげてください。
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ヤマトグサを鉢で育てる時は、排水性の良い土を用意して、日当たり良好な場所で管理しましょう。 植え付けに適した時期は春で、土に種をまいて上から軽く土をかけてやり、最初は乾燥しない程度の水やりで良いのですが、目を出した後は適度な水分を保つよう管理して下さい。 鉢底に石を敷き、土を入れて株を植え付けます。
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ヤマトグサの増やし方は、主に株分けと種蒔きです。 株を掘り上げて根元から分け、別で植えて育てる株分けは、春か秋に行います。 成長速度が早く短い時間で大きく育てることができる株分けは、種蒔きよりも効率的な方法です。 ですが、たくさん増やすのが目的なら種蒔きの方が合っており、その場合、種は春~初夏に蒔いて適度な湿り気を保つよう心がけましょう。
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特定の病害虫からの影響を強く受けることはないヤマトグサですが、水分状態や栄養管理が行き届いていない場合、一般的な病害虫の被害にあう恐れがあるでしょう。 管理がきちんとされていないと株の抵抗力を弱め、病気や虫の侵入を簡単に許してしまいます。
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名前の通り、日本(ヤマト)を原産にするヤマトグサは、日本国有の種であり、国内全域の河川敷、湿った場所に育っていますが、中華人民共和国や朝鮮半島でもみかけることができます。 また、海岸付近の塩を含んだ土壌でも育つことができるため耐塩性にも優れています。
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基本的にすべて同じ特徴を持っているので、ヤマトグサの品種選びについて考えることはありません。 苗を選ぶときは茎の太さや葉の形状や色で健康状態を判断し、深い緑を持ちしっかりとした茎を持つものを選んでください。 種は新鮮さが大切で、色や大きさが均一で乾燥していないものを選びます。
雄花と違いヤマトグサの雌花は花柱と子房からできており、花びらがありません。 他の植物には見られない特徴を持っており、花柱は3つに分岐し、その先端が再び2つ分かれるとういう独特な形状をしています。 また、直径は約0.5ミリと雄花よりも小ぶりであるため、美しい形状を肉眼で見ることはできず、顕微鏡などを使用して確認することができます。 進化的戦略により、自己受粉を防ぐため、雄花よりも開花が早いのも特徴です。
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