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シキンカラマツ(紫錦唐松) (Thalictrum rochebruneanum)-i
シキンカラマツ(紫錦唐松) (Thalictrum rochebruneanum)-i

シキンカラマツ(紫錦唐松)

別名
オオシキンカラマツ,
学名
Thalictrum rochebruneanum

基本情報

キンポウゲ Thalictrum シキンカラマツ(紫錦唐松)
Ranunculaceae > Thalictrum > Thalictrum rochebruneanum
83%
完成度

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  • ハーブ
草丈・樹高
100cm ~ 150cm
花の色
葉の色
開花時期
6月-7月
日当たり
半日陰
耐寒性ゾーン
6
耐寒性
やや強い
耐暑性
普通
原産地
日本
成長速度
普通

シキンカラマツ(紫錦唐松) (Thalictrum rochebruneanum)の特徴

概要

シキンカラマツは、主に日本の本州、四国、九州の山地に分布しているほか、朝鮮半島や中国にも分布していることが知られています。シキンカラマツの学名は、フランスの植物学者ジャン・マリー・アントワーヌ・ド・ロシュブリュンヌ(Jean Marie Antoine de Rochbrune)にちなんで「Thalictrum rochebruneanum」と名付けられました。 シキンカラマツの起源については、アジア大陸から日本に渡ってきたと考えられています。また北半球を中心に約200種が分布しているシキンカラマツの仲間であるカラマツ属(Thalictrum)は、その中でシキンカラマツは日本固有種ではなく、アジア大陸にも分布していることから、その起源はアジア大陸にあると推測されている植物です。 なお、シキンカラマツの日本名「シキンカラマツ」は、日本の植物学者である牧野富太郎によって命名されたとされています。花序がシキン(色紙)のように美しいことと、葉がカラマツ(唐松)に似ていることから、その名がつけられました。 シキンカラマツ(Thalictrum rochebruneanum)は、日本をはじめとする東アジアの山地に自生しているキンポウゲ科の多年草です。葉の形状に独特の美しさがあるのが特徴的な植物です。 その草丈は成長すると50cmから1mほどになり、茎は直立し、細かく分岐しています。 葉は3回3出複葉で、小葉は細かく裂け、緑色から青緑色をしており、花期は6月から8月にかけてで、茎の先端に黄色い花を咲かせます。 花は雌雄異株で、雄花は花弁がなく、雌花は花弁が小さく目立たないため、花の中心にある黄色い雄しべが特徴的です。また、雌花には長い花柱があり、風媒花であることがわかります。 薬用植物としても利用されることがあり、民間療法では解熱や利尿作用があるとされています。また、その独特の葉の形状や黄色い花が美しいことから、観賞用として栽培されることもありますが、野生種の採取は自粛し、栽培種を利用することが望ましいです。

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花言葉

シキンカラマツ(Thalictrum rochebruneanum)の花言葉は、その美しい姿や優雅な雰囲気から連想される「清楚」や「清純」、「気品」などがあります。 また、控えめで目立たない花であることから「秘密の愛」や「内気な恋心」、そして清らかで純粋なイメージから来る「無垢な心」や「純真無垢」などがあります。 英語圏では「Meadow Rue」という名前で知られています。ただし、Meadow Rueには他のThalictrum属の植物も含まれるため、花言葉が異なる場合があります

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シキンカラマツ(紫錦唐松) (Thalictrum rochebruneanum)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

NO DATA

シキンカラマツ(紫錦唐松) (Thalictrum rochebruneanum)の育て方

水やり

シキンカラマツに水を与える場合のポイントは、土壌の湿度を適切に保つことです。また水やりのタイミングは、朝か夕方が適しています。日中の暑い時間帯に水やりをすると、水分が蒸発しやすくなり、効果が薄れるためです。春から夏にかけては、土壌を乾燥させた状態にしないように、土が乾いたらたっぷりと水を与えてください。 一方、秋から冬にかけての時期は、土壌が乾燥気味になるまで待ってから水を与えるようにしましょう。 根元に直接水を与えるのではなく、鉢底から吸い上げるようにし、水はけの良い用土を使用することで、根腐れのリスクを減らすことができます。土壌の湿度は、指で触って確認するか、湿度計を使用して適切な水分量を保つように心掛けてください。

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土壌・肥料の管理

シキンカラマツは、pH 5.5〜7.0のやや酸性から中世の土壌が適しています。やや湿った、水はけの良い、腐植質が豊富な土壌を好むため、生育を行う場合は、これらの条件を整えるようにしておきましょう。 肥料に関しては、春に新芽が出る前に、有機質肥料(堆肥や腐葉土)を施すと効果的でしょう。また、夏には、液体肥料を1ヶ月に1回程度与えることで、栄養を補給し、より良い成長を促すことができます。 秋には、枯れた茎や葉を取り除き、再び有機質肥料を施すことで、翌年の成長に備えると良いでしょう。肥料の量は、植物の大きさや栽培環境によって異なりますが、過剰な施肥は避け、適切な量を与えることが肝心です。

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日当たり・気温の管理

シキンカラマツ(Thalictrum rochebruneanum)の最適な栽培温度は、春から秋にかけての15℃〜25℃で、この温度帯であれば、成長が旺盛になります。 耐寒性が強く、冬季の寒さにも耐えられるため、冬季には0℃以下にならないように注意が必要ですが、特別な保温対策は不要です。 一方で、耐暑性はあまり高くなく、高温多湿の環境には適していません。夏場の暑さ対策としては、日中の直射日光を避けるために、遮光ネットを使用することが効果的です。また、水やりをこまめに行い、土壌の湿り気を保つことで、高温によるストレスを軽減できます。 シキンカラマツ(Thalictrum rochebruneanum)は、夏越しや冬越しに関して特別な手間が必要ない植物です。耐寒性が強く、日本の冬を問題なく越せるため、冬越しの対策は基本的に不要ですが、寒さが厳しい地域では、株元に腐葉土や枯れ葉を敷いて保温することが効果的でしょう。これにより、根の保護ができ、寒さによるダメージを軽減することができます。 夏越しに関しても、日陰を好む植物なので、直射日光を避けることで暑さにも耐えられます。ただし、水はけの良い土壌を好むため、夏場の水やりは注意が必要です。適度な水分を保ちつつ、水はけを良くすることで、根腐れを防ぎ、夏越しを成功させることができます。また、風通しの良い場所に植えることで、湿気を避けることが可能です。 シキンカラマツ(Thalictrum rochebruneanum)は、半日陰から日陰を好む植物です。直射日光が強すぎると、葉焼けや葉の枯れが起こり、成長が阻害されることがあります。日差しが強い時期には、日よけネットや遮光シートを利用して、直射日光を遮ると良いでしょう。 逆に、日光が全く当たらない状況では、光合成が十分に行われず、栄養不足に陥り、成長が悪くなることがあるため注意が必要です。日照時間は、1日のうち4〜6時間程度が適しています。 鉢植えの場合、窓辺やベランダなど、直射日光が避けられる場所に置くことが望ましいです。また、風通しの良い場所に置くことで、湿気を避け、病気の予防にも繋がります。

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シキンカラマツ(紫錦唐松) (Thalictrum rochebruneanum)の上級者向け育て方

剪定の方法

シキンカラマツに関しては、成長が遅い植物であるため剪定や切り戻しに関して特別な手間が必要ありません。基本的には放っておいても自然な形で美しい姿を保ちますので、問題ありません。 ただし、剪定や切り戻しを行うことで、枯れた茎や葉を取り除くことになるため、病気や害虫の予防になるほか、見た目を整えることにも役立ちますので、適宜行うようにしましょう。新しい芽が出やすくなり、植物の成長を促すためには最適な時期に行うことが重要です。最適な剪定の時期は春から初夏にかけての時期です。 具体的な手順としては、まず枯れた茎や葉を見つけ、それらを根元から切り取ります。次に、茎の先端部分を適度な長さに切り戻し、植物の形を整えましょう。切り戻しの際のポイントは、茎の節の近くで切ることです。節から新しい芽が出やすくなりますので、美しい姿を保ちやすくなります。

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鉢植えの方法

シキンカラマツの植え付けは春から初夏にかけて行います。また生育環境としては、日陰で湿った土壌が適しているため、予め植え付けを行う環境を整えておいてください。 種子をまく際は、水はけの良い環境を整えるために表面に薄く土をかけておきましょう。発芽には約1ヶ月程度かかりますので、根が張るまでこまめに水やりを行ってください。根が鉢いっぱいに広がった時が植え替えに最適なタイミングです。根が十分に広がることができる大きさの鉢を選びましょう。 植え替えの際は、新しい鉢に移す前に古い土を根から取り除いてください。またこの時は根を傷つけないように注意しましょう。新しい鉢には、水はけの良い土を用意し、根を広げながら植え付けた後、水やりを行い、日陰で育て続けます。 シキンカラマツは観賞用の植物であるため、特に収穫する部分はありません。種子を採取する場合は、花が終わった後に実が成熟するのを待ち、茶色く乾燥した実を取り除いてください。その後、乾燥させた実から種子を取り出し、次の植え付けに利用することができます。

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増やし方

シキンカラマツの繁殖方法はいくつかありますが、効果的な方法としては種まきと株分けになります。 種まきは、秋に行うのが良いでしょう。種をまく前に、適度な水分を含んだ土に、種を蒔き、軽く土をかぶせます。その後、水やりを行い、発芽を待ちます。ただし、種まきは発芽率が低く、成長に時間がかかるため、株分けに比べて効率が悪いでしょう。 一方、株分けの手順は、まず株を掘り上げ、根を水で洗い流し、根が絡まないように注意しながら株を2つ以上に分けます。分けた株を元の場所や新しい場所に植え付け、水やりを行い、定着を待ちましょう。株分けは、成長が早く、短期間で増やすことができるため、最適な繁殖方法と言えます。また株分けを行うのに適した時期は、春から初夏にかけてです。 挿し木や葉挿しは、シキンカラマツには適していない繁殖方法です。他の植物には効果的ですが、シキンカラマツの場合、成功率が低いため、おすすめしません。

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病害虫対策

シキンカラマツ(Thalictrum rochebruneanum)は、一般的な植物に見られる病害虫に注意が必要です。例えば、アブラムシやカイガラムシなどの害虫が発生することがあります。 これらの害虫に対処する方法としては、生物的防除や化学的防除があり、生物的防除では、天敵となる昆虫や鳥類を利用して害虫の発生を抑えることが可能です。また、化学的防除では、農薬を使用して害虫を駆除することができますが、環境への影響や植物自体への影響に注意しなければなりません。 また、根腐れや黒点病などの病気にもかかることがあります。これらの病気は、適切な水やりや通気性の良い土壌を維持することで予防できます。

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シキンカラマツ(紫錦唐松) (Thalictrum rochebruneanum)の分布地図

分布・生息地

シキンカラマツ(紫錦唐松) (Thalictrum rochebruneanum)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

シキンカラマツ(Thalictrum rochebruneanum)は、毒性があるとされる植物です。特に、全草にアルカロイド類の毒素が含まれており、摂取すると嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現れることがあります。 また、皮膚に触れることで皮膚炎を引き起こすことがあるため、取り扱いには注意が必要です。ただし、シキンカラマツの毒性は弱く、一般的には致命的なものではありません。

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犬や猫への影響

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シキンカラマツ(紫錦唐松) (Thalictrum rochebruneanum)のQ&A

  • シキンカラマツの自生地はどこでしょうか?

  • シキンカラマツ(紫錦唐松)の選び方

  • シキンカラマツの苗はどこで販売されていますか?