タマサンゴ(Solanum pseudocapsicum)はブラジルが原産地で、日本には明治時代に渡来しました。 「Solanum」はラテン語の「solamen」が語源で、安静を意味します。これは、同属の植物に鎮痛作用を持つものがあることに由来します。種小名の「pseudocapsicum」は、果実がトマトに似ていることから名付けられました。 タマサンゴ(Solanum pseudocapsicum)の草丈は20~50cmで、葉は緑色で長楕円形をしており互生して付きます。夏には白い小花を咲かせ、花後には赤い実をつけるのが特徴です。冬に果実をつけるため、別名フユサンゴとも呼ばれます。 タマサンゴは、庭、盆栽、鉢花として栽培され、実は観賞用としても利用されています。 タマサンゴの実は、緑色から赤色に変化し、成熟すると直径1cm程度の黄色い実になるでしょう。
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