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カムイビランジ(カムイビランジ) (Silene hidaka-alpina)-i
カムイビランジ(カムイビランジ) (Silene hidaka-alpina)-i

カムイビランジ(カムイビランジ)

学名
Silene hidaka-alpina

基本情報

ナデシコ Silene カムイビランジ(カムイビランジ)
Caryophyllaceae > Silene > Silene hidaka-alpina
83%
完成度

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  • ハーブ
  • 多年草
草丈・樹高
10cm ~ 20cm
花の色
葉の色
開花時期
7月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
耐寒性
強い
耐暑性
普通
原産地
日本
成長速度
普通

カムイビランジ(カムイビランジ) (Silene hidaka-alpina)の特徴

概要

カムイビランジとは、日本の北海道に自生する植物です。学名はSilene hidaka-alpinaで、シオン目シオン科に属します。 この植物は、日高山脈を代表する高山植物として知られています。 花言葉は「神秘」で、北海道のアイヌ語で「神の花」を意味する「カムイビランジ」という名前が付けられています。 多年草で、草丈は10~20cmほどです。葉は対生し、形は卵形または長卵形です。 花期は7~8月です。直径2~3cmの5弁花をつけ、色は白色または淡紅色です。花弁の基部には黄色い斑点があります。 砂礫地や岩場などに生育し、標高2000~2500mの高山帯に自生しています。 寒冷な環境を好むため、日照が十分にあり、水はけの良い場所で育つのが適しています。 品種としては、純白のものや淡紅色のものなどが知られています。 北海道の夏の高山を代表する美しい花の1つと言えるでしょう。

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花言葉

カムイビランジの花言葉は「永遠の愛」とされています。花が長期にわたり綺麗に咲き続けることから、この花は永遠に変わらない愛情のシンボルとみなされているのです。愛する人への想いを形にしたかったり、結婚式で使用したりする人も多いのだとか。 また、誕生月の花として扱われることもあり、その人の一生を愛と幸せが見守るという意味合いがあるそうです。 北海道の夏を彩るこの花は、短い期間のみ咲くものの、その生命力と美しさゆえに「永遠の愛」の象徴として人々から親しまれています。高山植物特有の繊細で力強いイメージが、この花の魅力といえるでしょう。

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カムイビランジ(カムイビランジ) (Silene hidaka-alpina)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

カムイビランジは、夏の間に花を咲かせます。その開花時期は、7月から8月に集中していて山の気温が高くなるこの時季が一番花を楽しむのに良いと言えます。 カムイビランジの花は昼間に開き、特に午前中から午後にかけてが見頃です。ピンク色の5枚の花びらが放射状に広がる姿は、高山の景観を華やかに彩ります。 開花するまでに1ヶ月程度の期間を要します。この間に十分に水と日光を浴びながら根や茎、葉を成長させるのが大切です。 カムイビランジは寒さを好むので、日陰で育て、適度に水やりをすることが長く花を咲かせるコツです。

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カムイビランジ(カムイビランジ) (Silene hidaka-alpina)の育て方

水やり

カムイビランジの特徴として、乾燥に強い性質があります。 春から夏にかけての生育期間中は、1週間に1回程度、土壌が湿る程度の適度な水やりが必要です。秋から冬の休眠期間中は、月1回程度の水やりで十分と考えられます。しかし、凍結を防ぐためには、日中に気温が上がったタイミングで水を供給する必要があります。 寒冷な高山の環境に適応しているため、水の必要量は他の植物と比較して少ないのが特徴です。カムイビランジの生育に合わせた適度な水やりを行うことで、北海道の自然の美しさを楽しむことができるでしょう。

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土壌・肥料の管理

カムイビランジは、砂質で排水性の良い土壌を選び、適度に湿った状態を保つことが大切です。土壌の酸性度はPH4.5から5.5程度が理想的です。 有機肥料を使うことで、土壌の栄養と保水力を高める効果が期待できます。春と秋に適量の有機肥料を施すのがおすすめです。 カムイビランジをうまく育てるには、これらの条件を充足させることが重要となります。

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日当たり・気温の管理

カムイビランジは、冬の寒さに耐えることができ、夏の暑さにも強靱な特徴があります。 寒冷地に自生していることから、低温への適応力が高いと考えられます。 寒さに強いため、寒冷地での越冬に向いていると考えられます。一方で、カムイビランジは日光にも強く、十分な日差しを浴びることで健康に育ちます。日照不足にならないよう注意が必要です。 置く場所は、寒い土地を好むので、日向や風通しの良い場所がおすすめです。また、通常の湿度にも適応しているため、普通の湿度で育つことができます。

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カムイビランジ(カムイビランジ) (Silene hidaka-alpina)の上級者向け育て方

剪定の方法

カムイビランジは、切り戻しや剪定が必要不可欠です。 切り戻しや剪定は、植物の健全な成長を助け、植物の健康状態を保つために行います。 切り戻しや剪定を行う適切な時期は、春と秋です。春のうちに新しい芽が出る前に切り戻しをし、秋は成長期が終わってから切り戻しをするのがベストです。この時期に切り戻しをすれば、植物の成長が促され、健康状態を維持できます。 切り戻しの手順は、まず古くなった花や茎を取り除きます。枝が交わっている部分も切り取ることで、植物の形を整えられます。ただし、過剰に切り取ると植物の成長に悪影響が出る可能性があるので、適度な量に留めることが大切です。 切り戻し後は、切った部分が乾燥しないように水やりに気を付けます。適度に肥料を与えることも、植物の成長を促すのに役立ちます。

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鉢植えの方法

カムイビランジを鉢に植える際は、幾つかの注意点があります。 まず鉢選びですが、カムイビランジは根が深く伸びる性質があるため、底の深い鉢を選ぶことが大切です。同時に、水はけの良い鉢を用意する必要があります。 植え付ける時は、鉢の底に小石や破片を敷き詰めて排水性を高めます。その上に適した土を入れ、苗を植えつけます。土をしっかり締め、水やりを行います。 カムイビランジは光が欲しい植物なので、明るい場所に置くのが良いでしょう。風通しの良い場所で育つ傾向もあります。 根が鉢に密集したり、土壌が劣化した場合は植え替えが必要です。新しい鉢に適した土を入れ、根を傷めないよう注意し移植します。 寄せ植えの際は、カムイビランジと相性の良い植物を選び、鉢の大きさに合わせて配置します。バランスのとれた寄せ植えを心がけましょう。

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増やし方

カムイビランジを増やす方法には、主に種を植える方法と、株を分ける方法の2つがあります。 株を分ける方法は、既に成長したカムイビランジの株から、新しい株を分けて育てるやり方です。具体的には、成長した株の根元を丁寧に刃物で切り分け、分けた株を新しい鉢に植え替えます。分けた株にはしっかりと根がついていることが大切で、植え替え時に根を傷めないよう注意が必要です。 一方、種を植える方法は、カムイビランジの種子を発芽させて育てるやり方です。種子は表面をこするなどの処理をして発芽を促し、育苗用の土にまいて発芽を待ちます。発芽した種子は日光を与えて育てていきます。 この2つの方法を比べると、株分けの方がカムイビランジを増やすのに適していると言えます。株分けは手間がかからず、すでに成長した株なので繁殖速度も速い利点があります。カムイビランジの特徴を理解した上で、状況に応じてこれらの方法を使い分けることが大切です。

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病害虫対策

カムイビランジは、ハダニやハムシなどの害虫によく攻撃されてしまうのが特徴です。 ハダニは小さな昆虫で、葉や茎に付着して栄養を吸収します。すると葉に黄色い斑点が現れて成長が止まってしまいます。ハムシも葉の表面を食い荒らして汁を吸うので、葉が傷ついて育ちが悪くなります。 こうした被害を防ぐには、定期的に確認して早期発見することが大切です。また、天敵を使って害虫の増えすぎを抑えるのも効果的です。例えば、ハダニを食べるダニを放つことができます。 さらに、カムイビランジは高山植物なので、栄養と水を適切に与え、生育環境を整える必要があります。これらの対策を講じることで、この植物を害虫から守ることができるのです。

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カムイビランジ(カムイビランジ) (Silene hidaka-alpina)の分布地図

分布・生息地

カムイビランジ(カムイビランジ) (Silene hidaka-alpina)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

NO DATA

犬や猫への影響

NO DATA