ササキビの原産地は東南アジアで、日本では主に九州・沖縄で見られます。 その名の通り、葉がササに似ているため名付けられました。 草丈は1.5m程の大きさになります。葉の長さは1mと大きく、幅は5cmほどで、縦に深い切れ込みが入っています。 花は夏から秋にかけて咲きます。黄緑色で、形状はは穂状です。花後には小さな種子ができます。 耐陰性があり、湿度の高い場所を好むため、日本の夏でも育てやすい植物でしょう。 独特な葉の形状から観葉植物として親しまれ、庭や公園の緑地を美しく彩っています。 ただし、種子が飛散しやすく、一度根付くと駆除が非常に難しいため、外来種として問題視されるという側面もあります。
ササキビ(笹黍)
- 学名
- Setaria palmifolia
基本情報
- イネ 科 Setaria 属 ササキビ(笹黍) 種
- Poaceae > Setaria > Setaria palmifolia
- 67%
- 完成度
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- ハーブ
- グラミノイド
- 草丈・樹高
- 150cm ~ 200cm
- 花の色
- 葉の色
緑
- 開花時期
- 日当たり
日向 午前から午後にかけて長時間日光が当たる場所 半日陰 木の木陰、もしくは午前・午後のどちらかが日陰となる場所 日陰 直射日光が当たらない場所
- 日向
- 耐寒性ゾーン
各植物がどの地域まで冬越し可能なのかを知るための指標です。 各植物のゾーンを知ることで屋根のない地植えで育てた際の耐寒温度を把握できます。 2:-42.7~-40.0 3:-39.9~-34.4 4:-34.3~-28.9 5:-28.8~-23.3 6:-23.2~-17.8 7:-17.7~-12.2 8:-12.1~-6.7 9:-6.6~-1.1 10:-1.0~4.4 11:4.5~10.0
- 10-11
- 耐寒性
- やや弱い
- 耐暑性
- 強い
- 原産地
- インド、マレーシア
- 成長速度
- 早い
ササキビ(笹黍) (Setaria palmifolia)の特徴
概要
花言葉
NO DATA
ササキビ(笹黍) (Setaria palmifolia)の栽培時期・カレンダー
栽培時期・カレンダー
ササキビ(Setaria palmifolia)は、日本では夏から秋にかけて黄色い花穂を咲かせます。特に7月から9月が最も見頃です。 種まきから約3ヶ月程度で開花します。 開花の時間帯は特に決まっていませんが、日中に開花していることが多いでしょう。 適度な水分と日当たりを確保し、適切な剪定で花持ちを良くしてください。
ササキビ(笹黍) (Setaria palmifolia)の育て方
水やり
ササキビは湿度を好むので、特に夏には毎日の水やりで乾燥を防いでください。 一回あたりの水の量は、200ml程度を目安として、鉢の大きさにもよって調節してください。 冬は、湿度が高すぎると根腐れを起こすので、週に2〜3回程度、土壌が乾燥したら水やりしましょう。 鉢の底からしっかりと排水できるよう注意してください。 春と秋は、季節の変わり目で気温や湿度が不安定なため、週に3〜4回程度を目安にし、土壌の湿度を確認しながらの水やりをしましょう。
土壌・肥料の管理
ササキビは、排水性の良くて湿度が高い土壌を好みます。 土壌のpHは6-7の中性からやや酸性が良いでしょう。 肥料は、成長期にはリン酸・窒素・カリウムをバランス良く配合した化成肥料を与えてください。 特に春から夏にかけては、生育が活発です。積極的に肥料を与えることをおすすめします。 冬は生育が鈍くなるので、肥料の量を減らす、もしくは与えない期間を設けてください。
日当たり・気温の管理
ササキビ(Setaria palmifolia)は、日当たりの良い場所を好み、日照量が多いほどより成長します。 ですが、強すぎる直射日光にはやや弱いので、夏場の強い日差しはできるだけ避けた方が良いでしょう。 暖かい気候を好むので、耐暑性に優れています。 高温多湿であればあるほどよく育つという特性があります。 夏越しの際は日陰で乾燥を避けてください。 寒さには弱いので、寒冷地の冬は霜よけ対策をする必要があるでしょう。 冬越しは、霜よけをするか室内に取り込んでください。 室内での置き場所は、日当たりが良く、風通しの良い場所が良いです。 20℃以上でよく成長し、これ以下の気温では成長が鈍化します。 5℃以下になると生育が停止し、0℃以下では枯れてしまう可能性が高くなります。 1日あたりの日照時間は、4時間以上が理想ですが、強い日差しを避けるため、午前中や夕方の日光を浴びせてください。
ササキビ(笹黍) (Setaria palmifolia)の上級者向け育て方
剪定の方法
ササキビは、成長が旺盛なため、形の管理や健康状態の維持のために剪定や切り戻しを行うと良いでしょう。 剪定する際は、新芽が出る前の春から初夏にかけてに行ってください。 手順は、まず枯れた葉や枝を取り除いてから、必要な部分を切り戻して全体の形状を整えてください。 切り口は斜めにすると、水分がたまりにくくなります。 剪定の直後は、ストレスを与えないため水やりを控えめにしてください。 剪定後は、必要に応じ肥料を与えることで、よりよい成長が期待できます。
鉢植えの方法
ササキビ(Setaria palmifolia)は、鉢植えでも育てることができます。 鉢植えにする場合、底に水はけの良い軽石などの素材を敷き、その上に培養土を入れて植え付けましょう。 根が鉢からはみ出してきたら植え替えを行います。 新しい鉢は、今までの鉢より一回り大きいものを選んでください。 植えつけた時と同じように、底に水はけの良い素材を敷き、培養土を入れてから植え替えましょう。 寄せ植えにもできますが、ササキビは成長が早くすぐ大きくなるので、一緒に植えるものは同じく早く大きくなる植物がおすすめです。 地植えより鉢植えの方が管理がしやすく置く場所も困らないため、初心者にもおすすめです。
増やし方
ササキビ(Setaria palmifolia)は、種まきと株分けが主流の繁殖方法です。 種まきは春から初夏に種をまき、水やりを適度に行ってください。2週間程度で発芽します。 株分けは、短期間で大きな株を育てることができ、種まきに比べて失敗が少ないのでおすすめです。 春か秋に、株を掘り上げて根元から分け、植え付けます。 ササキビは種まきや株分けで十分に繁殖が可能なので、挿し木や葉挿しはあまり行われていません。 種の収穫は、花が終わり、種ができたら適宜行いましょう。
病害虫対策
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ササキビ(笹黍) (Setaria palmifolia)の分布地図
分布・生息地
ササキビ(笹黍) (Setaria palmifolia)の毒性
人や動物への健康効果
- edible
- 不可
- 毒性
- なし
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犬や猫への影響
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