「タマケサキクサフジ」(学名「Securigera varia」)は、見た目がフジノツトと似ていることから「クサフジ」と名付けられました。原産地はヨーロッパで、日本には明治時代に渡来したとされています。 日当たりと排水性の良い場所を好み、耐寒性もあるので、初心者でも育てやすい植物ですが、一度広がると駆除が難しいため、庭木として植える際には注意が必要です。 花期は6月から9月にかけてで、ピンクから紫色の美しい色合いを持ち、形は蝶型で直径は約1cmと小さく、花弁は4枚で構成されています。 また、この植物は草丈が30cmから60cmに成長し、葉は羽状複葉で、細かく切れ込んでいるのが特徴です。 種子は豆果で、長さは約2cmで秋に熟し、その種子は、風に乗って遠くまで飛び、広範囲に分布することができます。
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