サルビアはブラジルの熱帯地方を原産地とするシソ科サルビア属の一種です。学名の「Salvia splendens」はラテン語の「salvare」(救う)に由来しており、その薬効から古代ローマでは「救世主の草」とも呼ばれていました。 サルビアは一年草または多年草で、30~60cmの高さに成長します。卵形から長楕円形の葉は対生し、縁には鋸歯があります。 穂状花序を形成する花は鮮やかな赤色ですが、品種によって白、紫、ピンクなどもあります。 サルビアは水はけと日当たりの良い場所を好む植物で、比較的育てやすいです。しかし寒さには弱いので、冬は室内で管理することが大切です。 種子からの栽培もできますが、成長が遅いため、一般に苗から育てられています。
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