ヒマ(Ricinus communis)は一年草または多年草で、原産地はアフリカ東部や中東です。 高さ1-3mまで成長し、葉は大きく、深く切れ込んだ形状をしており、色は緑から紫まで様々です。 花は雌雄異株で、雄花は黄色、雄花は赤色をしています。 その特徴的な形状や色彩から観賞用としても人気があり、カスターオイルという有用な油も抽出されるため「カスターオイルプラント」や「ミラクルツリー」とも呼ばれています。 しかし、表面にトゲがある実の中には、リシンという毒素を持つ種子が含まれているため、子供やペットが誤って食べないよう、取り扱いには十分な注意が必要です。 日当たりと水はけの良い場所を好み、耐寒性があるため、日本の気候でも育てやすいと言えます。
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