モクセイソウの歴史は古く、古代エジプト時代から栽培されていました。学名は「Reseda odorata」で、地中海沿岸地域が原産地です。 この植物は、30cmから1mほどの高さまで成長し、春から夏にかけて白や黄色の花を咲かせます。花は細長い穂のような形に並び、夜に強い香りを放つことから、「香りのあるReseda(レセダ)」という意味をもつ名前になりました。 また、モクセイソウは、日によく当たる優れた水はけの場所を好み、育てやすいといわれる植物です。ただ、寒さが弱点なので、冬の間は霜よけ対策が必要となります。 モクセイソウは一般的に「Reseda odorata」だけを指すことが多いですが、他にもたくさんの種があります。また、花の色や形状、香りの強さなどにより様々な品種があるのです。 さらにモクセイソウには細長い形をした実がなり、その実は種子を多く含んでいます。 モクセイソウがもつその美しい花と香りから、庭や花壇に装飾として用いられることが多いです。
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