チゴフウロの原産地はヨーロッパで、日本には明治時代に渡来したと考えられています。耐寒性があり、日当たりと水はけの良い場所を好みます。 葉は円形で、5-7つの浅い裂け目があり、その形状から「チゴフウロ」(稚児風露)という名前がつけられました。草丈は10-30cmと小型で、茎は地面を這うように伸びます。 花期は5-9月。淡いピンク色で直径1cmほどの小さな花を咲かせます。5つの花弁には、細かい脈が走っているのが特徴です。その美しさから観賞用としても利用されます。 種子は果実が熟すと飛び出し、遠くに飛ばされるため、一度生えると広範囲に広がりやすい性質があります。 あまり手間をかけなくても育つため、初心者でも育てやすい植物です。
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