「トゲミノキツネノボタン」の原産地はヨーロッパから西アジアにかけてで、日本には帰化植物として定着しています。果実がトゲ状に突き出ていることから、その名がつけられました。学名は「Ranunculus muricatus」と言います。 草丈は20-50cm程度に成長し、春から初夏にかけて黄色い花が咲きます。花弁は5枚で、直径は1-2cmほどです。 葉は深く裂け、その裂片はさらに細かく裂けているのが特徴です。 果実のトゲ状の部分は、動物の体に付着して種子を運ぶ役割を果たしています。 耐寒性があり、湿った土地を好むため、水はけの良い場所であれば容易に育てることができるでしょう。 しかし、一部地域では在来種の生育を阻害する問題が指摘されているので、管理には注意が必要です。
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