ミヤマキンポウゲ(Ranunculus acris)は、北半球の温帯から亜寒帯にかけて分布しています。 高さ30〜100センチに成長し、茎は直立しています。葉は3つに分かれ、さらに細かく切れ込んでいるのが特徴です。 5〜8月が花期にあたり、直径1〜2.5センチの黄色い花が咲きます。花弁を5枚持ち、基部には黒い斑点があります。 湿った草地や湿地、河川敷などの環境に生育しています。 ミヤマキンポウゲの起源はヨーロッパにあるとされ、ヨーロッパ、アジア、北アメリカに広く分布しています。 日本では、主に北海道や本州の高山地帯に生育している植物です。学名「Ranunculus acris」は、ラテン語で「鋭い」を意味する「acris」と、キンポウゲ属を表す「Ranunculus」を組み合わさったせたもので、葉の形状が鋭いことに由来しています。 日本名は、「深山金鳳花」という意味で、高山に生育するキンポウゲの仲間であることを表しています。
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