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ヒメイズイ(姫萎ずい) (Polygonatum humile)-i
ヒメイズイ(姫萎ずい) (Polygonatum humile)-i

ヒメイズイ(姫萎ずい)

別名
ヒメアマドコロ
学名
Polygonatum humile

基本情報

クサスギカズラ Polygonatum ヒメイズイ(姫萎ずい)
Asparagaceae > Polygonatum > Polygonatum humile
83%
完成度

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  • ハーブ
  • 多年草
草丈・樹高
30cm ~
花の色
葉の色
開花時期
5月
日当たり
半日陰
耐寒性ゾーン
6
耐寒性
やや強い
耐暑性
普通
原産地
日本, 中国, 朝鮮半島
成長速度
普通

ヒメイズイ(姫萎ずい) (Polygonatum humile)の特徴

概要

ヒメイズイ(Polygonatum humile)は、茎は直立し、高さは20-40cm程度で、節ごとに葉が対生する特徴があり、長楕円形で、縁には鋸歯がなく、光沢があります。 花期は5-6月で、茎の下部から垂れ下がるように白い花が咲きます。花は鐘形で、長さは約1cmで、花弁は6枚です。 果実は液果で、熟すと青紫色になります。また、根茎は匍匐性で、地面を這うように伸びていきます。 ヒメイズイは、その美しい姿から観賞用としても人気があり、庭園や公園などで栽培されることも多いです。 ヒメイズイの起源は、主に日本、朝鮮半島、中国の山地や森林にあるとされています。 日本語で「姫」を意味する「ヒメ」と、水分を多く含む茎から滴る水を指す「イズイ」が、名前の由来とされています。また、ギリシャ語の「ポリゴナトン」(多くの関節を持つ)と、ラテン語の「ヒュミレ」(低い、地を這う)が組み合わり、学名の「Polygonatum humile」という名が付けられました。

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花言葉

ヒメイズイの可憐で清楚な花姿をしていることから、純粋で優しい愛情を表現できるため「清楚な愛」「純真無垢な愛」といった花言葉が付けられています。 また、「恋の予感」や「恋の始まり」といった意味をもつこともあります。また、その美しい姿から生まれた愛の象徴として、恋人や大切な人へ向けた贈り物やメッセージカードとして、花が添えられることがあります。

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ヒメイズイ(姫萎ずい) (Polygonatum humile)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

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ヒメイズイ(姫萎ずい) (Polygonatum humile)の育て方

水やり

ヒメイズイの水やりの方法は、季節や土壌の湿度によって異なってきます。 春から初夏にかけての時期は、成長期であるため、十分に水を与え、土壌が乾燥している状態が続かないようにしてください。頻度としては、土壌の表面が乾いたら、水を与える程度で大丈夫です。水のやりすぎは根腐れを引き起こす原因となってしまうため、適度な湿度を保つようにしましょう。 夏から秋にかけては、休眠期に入るため、水やりの頻度を減らすことが必要です。土壌の表面が乾いてから、さらに2~3日間待ってから水を与えるようにしましょう。この時期は、過剰な水分が根腐れを引き起こす原因となるため、注意が必要です。 冬季は、水やりをさらに控えめにし、土壌が完全に乾燥した状態を維持することが望ましいです。ただし、室内で育てている場合は、乾燥しすぎないように注意しましょう。

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土壌・肥料の管理

ヒメイズイの生育に適した土壌のpHは5.5~6.5程度のやや酸性のものです。排水性が良く、腐葉土や有機物が豊富な土壌を好みます。これらの条件に合った土壌を用意しておくと、成長速度が上がるため、これからの栽培を考えている場合、事前に最適な土壌を用意しておきましょう。 春に新芽が出る前に、緩効性の有機肥料を施し、夏場には液体肥料を与えることで、成長を促してください。 肥料の与え方や頻度については、春に1回、緩効性の有機肥料を与え、夏には1~2週間に1回程度、液体肥料を与えると良いでしょう。ただし、与える肥料の量は、植物の大きさや栽培環境によって調整する必要があります。 肥料の過剰に与えると、植物に悪影響を与えることがあるため、適切な量を与えることが重要です。

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日当たり・気温の管理

ヒメイズイの最適な日照時間は、1日のうち4~6時間程度です。半日陰から日陰を好む植物であるため、直射日光が強すぎると、葉焼けや葉の枯れが起こることがあります。 ただ一方で、日光が全く当たらない場所では、成長が悪くなり、最悪の場合花が咲かなくなることがあります。最適な日照時間を確保できるよう工夫を凝らすことが大切です。具体的な対策としては、鉢植えの場合、窓際やベランダなど、日光が適度に当たる場所に置くことです。ただし、真夏の強い日差しを避けるために、日よけを設置しておきましょう。 また、樹木の下や建物の影など、自然な日陰を利用することも良い方法です。 ヒメイズイの耐暑性はあまり高くなく、高温多湿な環境には適しません。ただ一方、耐寒性には優れているため、日本の冬の時期でも成長することが出来ます。最適な温度は15℃~25℃とされており、この範囲内で生育を続けられるようにしなければなりません。特に冬季には、5℃以上を維持することが望ましいですが、一時的な低温にも耐えられます。 日陰を好むヒメイズイを、半日陰の環境に置くと最適な温度を保てるようになります。また、夏場の高温対策として、風通しの良い場所に植えることや、水やりを適切に行うことが考えられます。 ヒメイズイは先述したように耐寒性が強く、日本の冬を問題なく越せる植物です。 この植物は、半日陰を好む性質があるため、直射日光を避けて植え付け、水はけの良い土壌を選ぶことで、夏の高温期にも健康に育ちます。 冬越しの際は、特別な対策は不要ですが、寒さが厳しい地域では、株元に落ち葉や枯れ草を敷いて保温することが効果的です。これにより、地温の低下を防ぎ、根の保護ができます。

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ヒメイズイ(姫萎ずい) (Polygonatum humile)の上級者向け育て方

剪定の方法

ヒメイズイ(Polygonatum humile)は、剪定や切り戻しに関して特別な手入れが必要ない植物です。成長が遅く、低木であるため、自然のままでも美しい姿を保ちます。 ただし、枯れた茎や葉がある場合は、見た目を整えるために剪定を行えるため、実施する際は、春から初夏にかけてが良いでしょう。この時期に剪定を行うことで、新しい芽が出やすくなり、植物の成長を促すことができます。

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鉢植えの方法

ヒメイズイは、水はけの良い腐葉土や赤玉土を用意し、春から秋にかけて植え付けるとよいでしょう。 植え付ける際には、間隔は10cm程度開けて、根茎の上部が土の表面に出るようしてください。株が弱っている場合、根茎が増えて密集してきた場合が植え替えに最適な時期です。可能な限りこの適期に行うようにしましょう。 植え替えの時期は、春から秋にかけてで、根茎を掘り上げてから、新しい土に植え付けます。収穫については、一般的には観賞用として栽培されることが多いため、特別な収穫方法はありません。 ただし、根茎を収穫する場合は、植物が十分に成長した後、秋に行うことが望ましいです。

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増やし方

ヒメイズイには、株分けと種子による繁殖方法がありますが、種子による繁殖も可能ですが、発芽率が低く、成長に時間がかかるため、株分けがおすすめです。また、株分けは春(3月~4月)に行うとよいでしょう。 株分けの手順は以下の通りです。まず、ヒメイズイの株を掘り起こし、根を含めた茎を2つ以上に分けます。次に、分けた株を新しい植木鉢や畑に植え付け、十分な水分を与えます。その後、日陰で育てることで、新しい株が成長し、増やすことができます。

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病害虫対策

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ヒメイズイ(姫萎ずい) (Polygonatum humile)の分布地図

分布・生息地

ヒメイズイ(姫萎ずい) (Polygonatum humile)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

ヒメイズイは、人体に対する毒性がほとんどない植物です。 むしろ、ヒメイズイの根茎にはサポニンという成分が豊富に含まれており、免疫力を高める効果が期待できるため、健康に良い影響を与える植物とされています。 抗酸化作用や抗炎症作用もあり、健康維持に役立つとされています。適度に摂取するとよいでしょう。 またこの植物は古くから、滋養強壮や疲労回復、リウマチや神経痛の緩和などの効果があるとされており、漢方薬として使用されていました。根茎を乾燥させたものを煎じて服用することが一般的です。 ただし、ヒメイズイの効果や安全性に関する研究はまだ十分ではないため、使用には注意が必要です。特に、アレルギー体質の方や妊婦さんは、使用前に医師に相談することをお勧めします。

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犬や猫への影響

ヒメイズイの全ての部位に、サポニンという成分が含まれていますが、このサポニンが、犬や猫にとって有毒であるとされています。 もし誤って植物を摂取してしまうと、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れることがあります。また、大量に摂取した場合には、中毒症状が重篤化し、脱水やショック状態に陥ることもあります。安易に植物に近づかせないような工夫をしておきましょう。

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ヒメイズイ(姫萎ずい) (Polygonatum humile)のQ&A

  • ヒメイズイとアマドコロの違いは何ですか?

  • ヒメイズイのおすすめの選び方はありますか?

  • ヒメイズイにおいて斑入りの品種はありますか?