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ナルコユリ(鳴子百合) (Polygonatum falcatum)-i
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ナルコユリ(鳴子百合)

別名
ホソバナナルコユリ,ハガクレナルコユリ
学名
Polygonatum falcatum

基本情報

クサスギカズラ Polygonatum ナルコユリ(鳴子百合)
Asparagaceae > Polygonatum > Polygonatum falcatum
92%
完成度

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  • ハーブ
  • 多年草
草丈・樹高
30cm ~ 60cm
花の色
葉の色
開花時期
5月
日当たり
半日陰
耐寒性ゾーン
6
耐寒性
強い
耐暑性
普通
原産地
日本
成長速度
普通

ナルコユリ(鳴子百合) (Polygonatum falcatum)の特徴

概要

ナルコユリ(Polygonatum falcatum)は、日本をはじめとする東アジアの山地に自生しています。茎は直立し、高さは30-80cmになり、節ごとに葉が対生するのが特徴です。ユリ科の多年草で、山地の林内や林縁、河川敷などの湿った場所を好んで生息しています。また、この植物は繁殖力が高い事でも知られています。 葉は長楕円形で、先端が尖り、縁には鋸歯がありません。花期は5-6月で、茎の下部から垂れ下がるように白い花が咲きます。 花は鐘形で、長さは約1cmで、花弁は6枚に分かれており、果実は液果で、熟すと青紫色になります。 根茎は横に伸び、節ごとにひげ根が出ているのが特徴的です。 ナルコユリ(Polygonatum falcatum)の起源は、主に日本、中国、朝鮮半島に分布しています。 ナルコユリは別名「ツルユリ」とも呼ばれ、その名前は、茎がツル状に伸びることから名付けられました。 ナルコユリの学名「Polygonatum falcatum」は、ギリシャ語の「ポリゴナトン」(多くの関節を持つ)と、ラテン語の「ファルカタム」(鎌状の)に由来しており、これは、茎に多くの節があり、葉が鎌状になっていることを表しています。

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花言葉

ナルコユリの花が優美でありながらも、その姿が涙を流すかのように見えることから「恋の悲しみ」や「切ない恋」などの花言葉が付けられました。他にも、「美しい思い出」や「愛の喜び」などの花言葉もつけられています。 代表的な花言葉である「恋の悲しみ」は、恋愛における悲しみや切なさを象徴しているとされています。この花言葉は、恋人たちが別れを迎える際や、片思いの相手に対する気持ちを表現するのに適したものと言えるでしょう。

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ナルコユリ(鳴子百合) (Polygonatum falcatum)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

NO DATA

ナルコユリ(鳴子百合) (Polygonatum falcatum)の育て方

水やり

ナルコユリの新芽が出ていく春から夏にかけての時期は、成長のために水分を多く必要とするだけでなく、土壌が乾きやすい時期になるため、こまめに水を与えるようにしてください。 夏の暑い時期には、朝晩の涼しい時間帯に水やりを行うことで、蒸れを防ぎながら適切な水分を保つことができ、葉が日陰になるように配置することで、水分の蒸発を抑えることができます。 秋から冬にかけては、水やりの頻度を減らし、土壌が乾燥しすぎない程度に水を与えることが適切です。特に、冬場は乾燥が進むため、土壌の湿度をチェックしながら水やりを行いましょう。

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土壌・肥料の管理

ナルコユリはpH5.5~6.5の、酸性から中性の土壌を好むとされています。また、やや湿った腐葉土が生育に最適とされています。これらの条件を揃えた土壌で育てる事で、植物は健康な状態で育っていく事でしょう。 肥料に関しては、緩効性の化成肥料や有機肥料を与えましょう。そうする事で、効果的に成長を促すことができます。特に夏場は、夏場には、土壌が乾燥しやすいため、水分を保持するために、腐葉土やバークチップを敷いておくと良いでしょう。また、夏場は肥料の与えすぎに注意し、適度な量を心がけてください。 秋には、栄養を蓄えるために、リン酸やカリウムを多く含む肥料を与えることが重要です。肥料の与え方は春と同様、株元に施すか、株の周りに散布してください。 冬場は霜や雪によるダメージを防ぐため、株元に腐葉土やバークチップを敷いておくと良いでしょう。

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日当たり・気温の管理

ナルコユリの生育に最適な日照時間は1日のうち4~6時間程度です。半日陰から日陰を好む植物であるため、強い直射日光を浴び続けると、葉焼けを起こしてしまいます。そのため、日当たりの管理には十分注意し、適切な日照時間を保つようにしましょう。 日光が当たらない場所で育てると、成長が遅くなり、花が咲かないことがあり、逆に、日光が不足すると、葉の色が悪くなることもあります。 鉢植えの場合、窓際やベランダなど、日光が適度に当たる場所に置くことが望ましいですが、直射日光が強い場所は避け、風通しの良い場所を選ぶことが大切です。 ナルコユリの栽培に最適な気温は、15℃から25℃です。 ナルコユリ耐寒性だけでなく、耐暑性もある植物であるため、夏の暑さや冬の寒さにも耐えることができるでしょう。ただし5℃以下や35℃以上の気温は適していないので、この温度になる場合は、あらかじめ対策を打っておきましょう。 最適な気温を保つためには、日陰を利用したり、風通しの良い場所に植えることが重要です。また、夏場は日差しを遮るために、遮光ネットを使用することも効果的でしょう。 冬季には、霜や凍結から株を守るために、マルチング材を敷いたり、保温シートをかけることがおすすめです。これにより、根元の温度を一定に保ち、寒さによるダメージを軽減できます。 ナルコユリの夏越しは、直射日光を避ける場所に植えるようにすると良いでしょう。 また、水はけの良い土壌を選び、乾燥に注意しながら適度な水分を保つことが大切です。冬越しの方法としては、寒さに弱いため、霜が降りる前に地上部を切り取り、根元に腐葉土や堆肥を敷いて保温対策を行ってください。 さらに、鉢植えの場合は、鉢を室内や温室に移動させることで寒さから守ることができます。

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ナルコユリ(鳴子百合) (Polygonatum falcatum)の上級者向け育て方

剪定の方法

ナルコユリは基本的に、剪定や切り戻しを行う必要がありませんが、枯れた葉や茎がある場合は、見た目を整えるために取り除くことができます。剪定を行う場合は、適切な時期と適切な手順を守るようにしてください。 剪定は春に新芽が出る前に、枯れた部分を根元から切り取ってください。また、病気や害虫による被害がある場合は、被害部分を切り取り、健康な部分を残すことが重要です。

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鉢植えの方法

ナルコユリは春か秋に植え付けを行うと良いとされています。また、植え付けの際には、深さ5cm程度の穴を掘り、根茎を横向きに置いて土をかぶせるようにしましょう。 株が狭くなったり、根が張りすぎた時が植え替えに最適なタイミングです。春(3月~4月)に株を掘り起こし、根茎を分けて植え付けることで、株を広げることができます。 収穫時期は、秋(9月~10月)が最適です。株を掘り起こし、根茎を取り出し、泥を洗い流してから乾燥させてください。

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増やし方

ナルコユリの場合一般的に、株分けと種子による方法を用いて繁殖を行います。その2つの中でも、ナルコユリの場合、根茎が横に伸びて増える性質があるため、株分けが最も効果的な繁殖方法とされています。種子による繁殖も可能ですが、発芽率が低く、成長に時間がかかるので、あまりオススメしません。 株分けの手順は、まず、春の成長が始まる前の時期(2月~3月)に、根茎を含む株を掘り上げます。次に、根茎を2~3節に分け、それぞれに新芽が出る部分があることを確認し、分けた根茎を、新しい植木鉢や畑に植え付け、水やりや肥料を適切に与えて育ててください。

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病害虫対策

ナルコユリは、根腐れ病や炭素病などの真菌病に感染する可能性があります。これらの病気を防ぐためには、適切な水やりや通気性の良い土壌を使用し、根腐れを防ぐことが重要で、病気に感染した植物は早めに処分し、感染拡大を防ぐことも大切です。 ナルコユリには、アブラムシやカイガラムシなどの害虫が付くことがあります。これらの害虫を防ぐ方法として、定期的に植物の葉や茎を観察し、害虫が発生した場合は速やかに駆除することが効果的です。また、天敵であるテントウムシやアザミウマを利用した生物的防除も有効といえます。

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ナルコユリ(鳴子百合) (Polygonatum falcatum)の分布地図

分布・生息地

ナルコユリ(鳴子百合) (Polygonatum falcatum)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

ナルコユリは、人体に対する毒性があることが知られている植物です。根茎部分にサポニンという成分を含み、この成分が体内に入る事で、嘔吐や下痢などの症状を引き起こすことがあります。 しかし、適切な処理を行うことで、ナルコユリの根茎は薬用として利用されることがあります。漢方薬では、滋養強壮や健胃作用、鎮痛作用などの効果があるとされており、かつては疲労回復や食欲不振の改善、神経痛やリウマチの痛みを和らげる目的で用いられていましたが、自己判断で摂取することは避け、専門家の指導のもとで使用してください。

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犬や猫への影響

ナルコユリは、犬や猫に対して毒性を持つため、犬や猫を飼っている方は特に取扱いに注意してください。 犬や猫がナルコユリを摂取すると、嘔吐、下痢、腹痛、過呼吸、過敏症、運動失調、瞳孔の散大、昏睡などの症状が現れることがあり、重篤な場合には、心臓や腎臓に障害を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあるので注意してください。犬と猫の間で毒性の影響に大きな差はありませんが、体重が軽い猫の方が摂取量に対する影響が大きくなることが考えられます。

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ナルコユリ(鳴子百合) (Polygonatum falcatum)のQ&A

  • オオナルコユリとナルコユリの違いは何でしょうか?

  • ナルコユリが増えすぎた場合の対策は何ですか?

  • 庭でナルコユリを育てるコツは何でしょうか?

  • ナルコユリのおすすめの選び方はありますか?

  • ナルコユリとアマドコロの違いは何でしょうか?