ボタンウキクサ(Pistia stratiotes)は水生植物であり、主に熱帯地域に自生しています。アフリカ大陸が起源で、その後世界中に広がったとされています。 ボタンウキクサは、水中に葉が浮かんでいるのが特徴で、根は水中に伸びています。 ボタンウキクサの葉は、直径5〜15cmの円形で、葉の表面は滑らかで、緑色をしています。また、葉の裏面には細かい毛があります。 夏になると花を咲かせ、その花は小さく、白色をしており、水面上に浮かぶ葉の間から咲きます。 葉の形や色に違いがある品種も存在し、一部の品種は、葉が赤やピンクの色に色づくことあり、観賞用として人気の高い品種です。 ボタンウキクサは、水槽や池などの水中で育てられるため比較的育てやすいと言えるでしょう。低い水温は苦手としており、日光を十分に必要とします。また、清澄な水を好むため、水の質にも注意が必要です。 水中の有害物質を吸収する能力も持っており、水質浄化にも貢献します。そのため、水槽や池の美化や水質改善のために利用されることがあります。
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