コゴメミズ(Pilea microphylla)は、多肉質の茎を持ち、茎の節から根を出しやすいため、繁殖力が非常に強いとされています。 葉は小さく密集し、長さ1−2cm程度の楕円形で、縁には鋸歯があることも特徴です。 花は小さく目立たないもので、雌雄異株であるため、雌株と雄株が近くにないと実をつけません。 コゴメミズは、中南米を中心に分布している植物で、その起源は、主にメキシコ、カリブ海諸島、中央アメリカ、南アメリカの北部にあります。 コゴメミズは、熱帯から亜熱帯の地域に生息しており、日本では沖縄県や鹿児島県などの暖かい地域で自生しています。また、日本には江戸時代に渡来したとされており、その名前の由来は、葉の形が小粒のこごめ状に見えることから「コゴメミズ」と呼ばれるようになりました。
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