ショクヨウホオズキ(Physalis grisea)は主に北アメリカ大陸の南西部から中央部、メキシコやグアテマラなどの中央アメリカ地域に自生しており、日本では主に観賞用として栽培されています。 ショクヨウホオズキの茎は直立し、高さは約1mに達することがあります。葉は卵形で縁に鋸歯があり、表面には毛が生えています。 中心部に暗い斑点のある黄色い花が、夏から秋にかけて咲くでしょう。果実は直径2cmほどの球形で、熟すとオレンジ色になります。 ショクヨウホオズキは、の起源は南アメリカ大陸にあるとされています。 日本名の「ショクヨウホオズキ」は、食用にされるホオズキの意味で、日本ではあまり一般的ではありませんがアメリカでは食用として栽培されています。なお、ショクヨウホオズキは、日本のホオズキ(Physalis alkekengi)とは別種です。 Physalis griseaの学名は、属名Physalisがギリシャ語で「泡」を意味し、ショクヨウホオズキの果実が泡のような袋状の果皮に包まれていることから名付けられました。種小名griseaは、ラテン語で「灰色」を意味し、ショクヨウホオズキの茎や葉に灰色の毛が生えていることに由来しています。
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