アフリカンデージーは、学名をParthenium hysterophorusといい、南アメリカを起源とする多年生の草本植物です。別名としてアメリカブクリョウサイ、ゴマギク、ニセブタクサなどがあります。 19世紀にアフリカやアジア、オーストラリアへも広がったこの植物は、白や淡黄色の小さな花を円錐状に咲かせるのが特徴です。長い花期を持ち、夏から秋にかけて花をつけます。 アフリカンデージーにはさまざまな品種があり、花の色や大きさ、葉の形状の違いがみられます。名前からわかるように、姿がアフリカ原産のデージーに似ているためこの名が付けられました。 乾燥に強く、日当たりの良い場所を好む丈夫な植物です。土壌を選ばないので、多くの環境で育成できます。 しかし、種子が風に乗って広がる性質があるため、逸出すると周辺の植生に影響を及ぼすことが問題視されています。
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