日本に自生する多年草の一種であるハイキビは、学名をパニクム・レペンスといいます。この植物は北米原産で、明治時代に日本に輸入され定着した外来種です。ハイキビは湿地や水辺といった環境に強く、成長すると1mを超える高さになることが特徴です。 ハイキビの小さな花は地味な緑色をしています。品種によっては穂状に咲くこともあります。「高い草」を意味するその名の通り、ハイキビの茎は非常に伸びて高くなるのが特徴で、迫力ある見た目をしています。 ハイキビには様々な品種が存在し、美しい形や色の茎葉をもつ品種は観賞用として栽培されています。実は小さく食用にならないため、主に観賞価値が重視されます。 ハイキビは日当たりの良い湿度の高い場所で育てるのが良く、乾燥にもある程度強いため、育てやすい植物といえます。強健な生命力と特徴的な姿から、多くの人に親しまれている植物です。
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