オオセンナリは、「Nicandra physalodes」という学名を持ち、南米原産の植物です。日本では野生化しています。 オオセンナリの名は、その特徴的な形状からがつけられました。また、大きな葉を持ち、大きな千成り(千枚通し)に似ていることに由来しています。 オオセンナリは、1mを超える高さに成長し、卵形の大きな葉には、深い切れ込みがあります。夏から秋にかけては、5枚の花弁を持つ直径5cmほどの青紫色の花を咲かせるのが特徴です。 果実の中には多数の種が入っていて、果実の色は最初は緑色ですが、熟すと黄色に変化します。 寒さに強く、乾燥にも強いため、初心者にとっても育てやすい植物です。一般的に種子から育てる場合は、春に種まきして、夏に定植します。 花色の美しさと葉の特有な形状がオオセンナリの特徴です。このため、観賞目的にも利用されます。
0
0