イヌコウジュは、中国原産地で日本では主に関東地方以西に分布するシソ科の一年草です。 茎は直立し高さは30~60cmになります。葉は対生し、形状は卵形から長楕円形で縁には鋸歯があります。 夏から秋にかけて、小さな淡紫色の花を茎の先端に咲かせます。花は一見咲いていることに気づかないほど小さく、直径は約2mmです。 イヌコウジュは、湿った場所を好み水辺や田んぼなどの湿地に自生します。耐寒性があり、比較的育てやすい植物です。 なお、イヌコウジュの種名は葉が犬の足跡に似ていることに由来し、中国では風邪・咳・胃腸病に効く伝統的な薬草として利用されています。
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