カイガラソウ(学名:Moluccella laevis)は、形がカイガラムシのようであることからその名前が付けられた、特徴的な花をつける一年生の草本植物です。 この植物は、地中海沿岸原産のミント科に属し、別名をカイガラサルビアともいいます。 茎の上部に穂状に咲く小さな鐘状の花は、緑色が典型的ですが、白やピンクなどの色合いもある品種があります。 代表的な種はMoluccella laevis var。 laevisで、大きく色鮮やかな花をつけることが知られています。 カイガラソウの花には、幸運や繁栄、希望、喜びなどの意味があるとされ、観賞用やアレンジに使われています。 また、日当たりと排水の良い場所を好むこの植物は、栽培が容易で初心者にもおすすめです。種まきから開花までの期間が比較的短いのが特徴です。 開花後にできる実も、ドライフラワーに利用されるなどアレンジに向いています。 独特の形と美しさから、カイガラソウは多くの人を魅了している植物といえます。
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