クルマバザクロソウという植物は、学名をMollugo verticillataといいます。別名のヘラザクロソウというのもあります。 この植物の特徴は、まっすぐに伸びる茎があることです。葉は2つずつ対になっている形で、丸く育っていきます。 茎と葉は小さな毛が生えているため、触れるとかさかさした感じがします。この毛の特徴から、ヘラザクロソウという別名が付いたと考えられます。 クルマバザクロソウは、もとはヨーロッパやアジアの地域に自生していた植物です。日本でも野原や道端など、日光が降り注ぐ場所で見ることができます。 小さくて白い花びらを5枚つけた可愛らしい花を咲かせます。花びらの先端は少し切れ込んでいるのが特徴です。花は夏から秋にかけて開き、一つひとつ新しい花が次々と咲いていきます。 普通は白い花をつけますが、ピンクや淡い黄色の花をつけることもあるようです。色のバリエーションが楽しめるのも魅力の一つでしょう。 種類によっては、葉の形や花の大きさが違うものがあるそうです。 実は小さく丸く、熟すと茶色くなります。ただ、花ほど存在感はないです。
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