ユキザサは日本語での呼称です。学名はMaianthemum japonicumです。ユキザサはユリ科ユキザサ属の多年草で、日本を中心に自生しています。 ユキザサは高さが約30~50cm、葉は対生しており、長さは約10~20cmです。葉は卵形で先がとがり、縁はなめらかです。また、葉の表面はつやがあり、濃い緑色です。 花は夏から秋にかけて咲きます。小さな白い花が4枚の花弁をもち、茎の先に多数の花が密に咲きます。香りはほのかでさわやかです。 原産地は日本を含む東アジア地域です。日本では山や森の下草に自生し、中国や朝鮮半島にも分布します。 いくつかの品種が存在します。葉の形や大きさ、ピンクや赤の花色の品種があり、園芸用に栽培されます。 実は小さく丸く、熟すと赤く、その後黒くなります。鳥などに散布されます。実の赤は秋の風景を彩ります。 育てやすい植物で、日陰環境に適応し湿度を好みます。水はけのよい土壌が必要です。水やりと肥料管理が大切です。
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