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ミズバショウ(水芭蕉) (Lysichiton camtschatcensis)-i
ミズバショウ(水芭蕉) (Lysichiton camtschatcensis)-i

ミズバショウ(水芭蕉)

学名
Lysichiton camtschatcensis

基本情報

サトイモ Lysichiton ミズバショウ(水芭蕉)
Araceae > Lysichiton > Lysichiton camtschatcensis
83%
完成度

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  • ハーブ
  • 多年草
草丈・樹高
50cm ~ 100cm
花の色
葉の色
開花時期
日当たり
半日陰
耐寒性ゾーン
4
耐寒性
強い
耐暑性
普通
原産地
日本, ロシア
成長速度
普通

ミズバショウ(水芭蕉) (Lysichiton camtschatcensis)の特徴

概要

ミズバショウの学名は「Lysichiton camtschatcensis」です。日本を始めとする東アジアの湿地や湿原に自生する植物で、名前の由来は、水辺に咲く白い花が芭蕉の葉に似ていることから来ています。 その美しい姿から多くの人々を魅了し、自然保護の象徴となっている植物ですが、自生地の開発や乱獲により、一部の地域では絶滅危惧種に指定されています。そのため、自生地での採取は避け、栽培する際には適切な環境を整えることが大切です。 ミズバショウの花からは強い臭いを放ちますが、この臭いは昆虫を引き寄せ、受粉を助ける役割を果たしています。 この植物は、スカンクキャベツの一種です。大きな葉は長さが1m以上にもなり、白色の花は葉の間から伸びる花茎の先に咲きます。形状は筒状、中に黄色い花粉を含む小花が密集しているのが特徴です。 排水性の良い土壌を好むので、湿度を保つようにしましょう。また、耐寒性があるので、日本の冬でも問題なく育つことができます。

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花言葉

ミズバショウは、白く清潔感のある花びらから連想される「清らかな心」や「純粋な愛」などの花言葉があります。 その中でも、ミズバショウの花が湿地や水辺で咲くことから、水の清らかさを表している「清らかな心」が代表的な花言葉と言えるでしょう。また、ミズバショウは4月の誕生花でもあり、その月に生まれた人に対する祝福の意味も込められています。

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ミズバショウ(水芭蕉) (Lysichiton camtschatcensis)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

ミズバショウの最も見頃の時期は4月で、日本では春の3月から5月にかけて開花します。 開花までの期間は、種子からでは約3年、株分けからでも約2年と長期間なため、栽培する際には根気が必要な植物です。 開花のサイクルは年1回で、冬季には地上部が枯れてしまいますが、春になると再び芽を出し、花を咲かせます。 湿地に生息するミズバショウは、乾燥に弱いため、排水性の良い土壌を選び、湿度を保ち水分を十分に与えることが花を長く咲かせるためのポイントです。

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ミズバショウ(水芭蕉) (Lysichiton camtschatcensis)の育て方

水やり

ミズバショウは湿地に自生する水分を好む植物です。土壌の湿度は常に高めに保つことが大切で、特に夏場は蒸発が早いので注意が必要と言えます。 水やりは、根元に直接水を与えるのではなく、鉢全体に均等に与えるように心掛けましょう。また、水をじっくりと浸透させるため、ゆっくりと時間をかけて与えることがポイントです。 土壌が乾燥しないように春から夏にかけては、週に2~3回、1回あたり500ml程度の水を与えてください。 生育が落ち着く秋から冬にかけては、週に1回、1回あたり300ml程度与えると良いでしょう。

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土壌・肥料の管理

ミズバショウの理想的なphは、5.5から6.5程度で、中性からやや酸性の排水性が良く湿地や湿った土壌が最適と言えます。 窒素、リン酸、カリウムをバランス良く含んだ化成肥料を、成長期である春から初夏にかけて適量与えましょう。ただし、肥料は根を傷つける可能性があるため、控えめに与えることをおすすめします。 また、ミズバショウは寒冷地に自生する植物なので、冬季は耐寒性を考慮した管理が重要です。冬季は肥料を与えず、土壌を乾燥させないように注意してください。

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日当たり・気温の管理

ミズバショウは、日当たりの良い場所を好む植物ではないので、直射日光を避けることが大切です。日照量が多すぎると乾燥しやすくなり葉焼けの原因になるため、半日陰から日陰で管理するのが理想的です。 最適な日光時間は、1日あたり4時間から6時間程度とされています。 耐寒性に優れているので、冬季でも寒さに強いですが、霜や雪に覆われると葉が傷つくことがあるため、冬季は日照量が少なく、霜や雪から保護された場所で管理しましょう。 基本的には涼しくて高湿度な環境を好みます。

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ミズバショウ(水芭蕉) (Lysichiton camtschatcensis)の上級者向け育て方

剪定の方法

ミズバショウは、自然環境下では、自由に成長し、自然に枯れることで新たな芽を出す植物なので、特に剪定や切り戻しを必要ありませんが、庭園などで管理する場合は、見た目を整えるために剪定を行うことがあります。最適な剪定時期は、春の新芽が出る前、つまり晩秋から初冬です。 まず枯れた葉や花を中心に切り取り、その後、光が均等に当たるように過密になっている部分を間引きましょう。 剪定後は、特に手入れを必要ありませんが、乾燥に注意し、適度な水分を保つようにしてください。

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鉢植えの方法

ミズバショウは湿地や水辺を好むため、鉢植えに向かない植物です。最適な植え方は地植えですが、その際排水性の良い場所を選ぶと良いでしょう。 最適な植え付け時期は春です。排水性の良い土を使用し、深さは根元が地面と同じ高さになるようにしてください。 植え替えは必要ありませんが、増えすぎた場合は分けて植えることができます。寄せ植えはおすすめできません。

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増やし方

ミズバショウの増やし方は、主に種まきと株分けがありますが、最適な方法は株分けです。理由は、発芽までの期間が短く、また新たな株が確実に育つからです。ただし、株分けは植物にとって負担が大きいため、健康な株から行うようにしてください。 株分けは、根元から新たな芽が出てきたら、それを含む部分を切り取り、別の場所に植える方法です。この作業は、春から初夏にかけて行いましょう。 種まきは、花が終わった後に形成される果実から種を取り出し、湿度を保った環境で播種する方法ですが、芽が出るまでに1年以上かかることが多いです。 挿し木や葉挿しは、新芽や葉が自己の根を形成する能力が必要ですが、ミズバショウはその能力が低いため適していません。

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病害虫対策

ミズバショウは、特定の病害虫に強く影響を受けることは少ないですが、葉や茎が黒く変色し、最悪の場合は枯死することもある根腐病や葉斑病などの菌類病に感染する可能性があるので気を付けなければなりません。 過度な湿度や水は、菌類の繁殖を助け病気の発生を引き起こす原因となるので、適切な水管理と通気性の良い土壌が重要と言えます。 また、感染した部分は早めに取り除き、周囲の清潔を保つことも大切です。

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ミズバショウ(水芭蕉) (Lysichiton camtschatcensis)の分布地図

分布・生息地

ミズバショウ(水芭蕉) (Lysichiton camtschatcensis)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

NO DATA

犬や猫への影響

NO DATA

ミズバショウ(水芭蕉) (Lysichiton camtschatcensis)のQ&A

  • ミズバショウの尾瀬での観賞時期やスポットはどのようになっていますか?

  • ミズバショウの花の見頃はいつでしょうか?

  • ミズバショウの根の特徴は何ですか?

  • ミズバショウの栽培方法について教えてください。

  • ミズバショウは絶滅危惧種ですか?保護のために何ができますか?

  • ミズバショウの育て方や注意点はありますか?

  • ミズバショウのおすすめの選び方はありますか?

  • ミズバショウは紫の花を咲かせますか?