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ホソバウンラン(細葉海蘭) (Linaria vulgaris)-i
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ホソバウンラン(細葉海蘭)

別名
セイヨウウンラン,ホザキウンラン
学名
Linaria vulgaris

基本情報

オオバコ Linaria ホソバウンラン(細葉海蘭)
Plantaginaceae > Linaria > Linaria vulgaris
92%
完成度

植物図鑑の完成にご協力ください。TERRARIUMは世界中のみんなと完成させる植物図鑑サービスです。 現在、ホソバウンラン(細葉海蘭) (Linaria vulgaris)の図鑑ページの完成度は92%です。投稿方法など詳しくはこちらをご覧ください。

  • ハーブ
草丈・樹高
30cm ~ 90cm
花の色
  • 黄色

葉の色
開花時期
6月-9月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
3-9
耐寒性
強い
耐暑性
普通
原産地
ヨーロッパ、アジア
成長速度
普通

ホソバウンラン(細葉海蘭) (Linaria vulgaris)の特徴

概要

ホソバウンラン(Linaria vulgaris)は、アジアの一部地域や北アフリカにも自生していますが、最初の起源はヨーロッパ大陸とされています。 過去に、ヨーロッパから北アメリカに持ち込まれ、現在では北アメリカでも広く分布しています。ホソバウンランは、日本にも帰化植物として定着しており、道端や空き地などで見かけることができるため、馴染みのある方も多いのではないでしょうか。 学名である「Linaria」は、ラテン語で「亜麻(リナム)」を意味する「linum」に由来しています。これはホソバウンランの葉が亜麻に似ていることから名付けられました。 またホソバウンランは広い地域に分布していますが、学名である「vulgaris」はラテン語で「一般的な」を意味しているため、名前の通りだと言えます。日本語名の「ホソバウンラン」は、葉が細長いことから「細葉ウンラン」と名付けれたことがきっかけとされています。 その歴史は古く、ヨーロッパでは、ホソバウンランを薬草として利用されていたことが記録に残っています。しかし、日本での薬草としての利用歴は明らかではありません。 ホソバウンラン(Linaria vulgaris)は、ヨーロッパや西アジア原産地とするオオバコ科の植物です。日本では北海道から九州までの各地で見られ、道端や草地、林縁などに生育しています。 直立した茎、線形の葉が特徴的で、草丈は30から80cmに成長します。葉の長さは2から5cm程度、幅は1-5mm程度です。6月から9月にかけて、茎の先端に黄色い花をつけます。 唇形の花を咲かせます。上唇は2裂し、下唇は3裂しており、長さは2-3cmほどです。最大の特徴的は、下唇の中央にある橙色の斑点です。実はこれが虫を引き寄せる役割を果たしています。また、英名の「Toadflax(トードフラックス)」という由来は、花の後ろに細長い距があることから来ています。 果実は蒴果で、長さは5-8mmほどになります。その中には多数の扁平で円形の趣旨を含んでおり、直径は1mmほどです。種子の飛散によって繁殖することで、広範囲に分布します。

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花言葉

ホソバウンラン(Linaria vulgaris)は、花言葉において「あなたに従います」という意味が込められています。また、「私はあなたのもの」という意味も持っており、愛情や忠誠心を表現する際に用いられます。 さらに、「恋の炎」という花言葉も存在しているため、熱い恋愛感情を示すことができるでしょう。 また一方「切ない恋」という花言葉もあります。これは、恋心を抱えながらも相手に伝えられない切なさを表しています。以上で挙げたように、ホソバウンランは恋愛に関する感情を示す花言葉が多いです。愛に関連するさまざまな感情を表現するのに適した花であると言えます。

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ホソバウンラン(細葉海蘭) (Linaria vulgaris)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

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ホソバウンラン(細葉海蘭) (Linaria vulgaris)の育て方

水やり

ホソバウンラン(Linaria vulgaris)は乾燥に強い性質を持っているため、過湿になると根腐れの原因となってしまいます。そのため、土壌の湿度を適切に保つことが、水やりをする上で最も気を配らなければならない要素であると言えます。 春から夏にかけては、土壌が乾いたら水を与える程度で十分です。基本的に水やりは朝か夕方に行い、直射日光が当たる時間帯は水を与えないようにしましょう。また水やりのポイントとしては、根元に直接水を与えることです。この工夫によって蒸発を抑えることができます。 秋から冬にかけては、水やりの頻度を減らし、土壌が乾燥気味に保ちましょう。特に冬場は、霜や凍結に注意し、適度な湿度を保つために水やりを控えめにしてください。 土壌の湿度を確認するためには、指で触れてみることが効果的です。指先で湿り気が感じられる程度が適切とされています。もし乾燥が進んでいた場合は、たっぷりと水を与えて土壌を湿らせるようにしてあげましょう。

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土壌・肥料の管理

ホソバウンラン(Linaria vulgaris)は、排水性が良い砂質や砂礫質の土壌を好みます。土壌のpHは5.5から7.5の中世からやや酸性程度の土壌が最適です。 ホソバウンランという植物は、性質上、栄養要求が低いため、特別な肥料の与え方や特には必要ありません。ただし春に1回、緩効性の化成肥料や有機肥料を与えることで、成長を促進することができるので、推奨しています。 与える肥料の量は、1平方メートルあたり50g程度が適量で、肥料を与える際には、株元から少し離して施すことが望ましいです。 また、栄養不足が見られる場合には、夏頃にもう1度与えても良いですが、もともと栄養要求の低い植物であるため、かえって成長を悪化させる場合があるので注意が必要です。

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日当たり・気温の管理

ホソバウンラン(Linaria vulgaris)は、冬の寒い環境下でも耐えることが可能です。しかし一方で、暑さには弱い一面があります。生育する場合は高温多湿な環境は避けて、適切な温度管理を行いましょう。 栽培に適切な温度としては、15℃から25℃の範囲で、この温度帯であれば、順調に成長します。気温の調整は、日陰の場所を作ることが最も効果的と言えるでしょうあ。遮光ネット等を用いて直射日光を遮り、適切な温度を維持するようにしましょう。 夜の冷え込みが生育を妨げることがあるため、対策として、地温の低下を防ぐために、露地栽培の場合はマルチングを行ってください。温室栽培の場合は、暖房設備を利用して、適切な温度を保ってください。 日本の夏は高温・多湿の環境下に変化するため、ホソバウンラン(Linaria vulgaris)の夏越しは、日陰を利用して涼しい場所に移動させておきましょう。水やりをこまめに行うことで、乾燥を防ぎ、適切な湿度を保つことが可能になるため、設置場所の移動だけでなく、水やりの頻度にも気を配りましょう。 逆に冬越しは、霜や凍結から保護するために、室内に移動させるか、地植えの場合はマルチングを行いましょう。腐葉土や落ち葉を敷き詰めることで、地温を保ち、根を保護する効果があります。 ホソバウンランは耐寒性があるため、特別な対策をしなくても、日本の冬くらいであれば難なく越すことが可能ですが、特に気温が低くなる寒冷地や厳しい冬を越す場合は、上記の方法で対策を行うことが望ましいです。 ホソバウンラン(Linaria vulgaris)は、日当たりのよい場所で育てるようにしましょう。最適な日照量は一日約6時間程度と言われており、十分な日光を当てることで、健康に成長していきます。 日照時間が短すぎると、成長の速度が遅くなり、最悪花が咲かなくなってしまうことがあるため、注意が必要です。逆に日照時間が長すぎても。葉焼けの原因にもなるため、先ほど挙げた日照時間を参考に、適度に日陰を供給して育てましょう。 鉢植えの場合、南向きの窓辺やベランダが最適な置き場所です。しかし真夏の時期は日照時間が長くなりすぎてしまう可能性があるため、可能な限り直射日光は避け、午前中の日光を中心に日照を確保してください。 日焼けから守る方法としては、日差しが強い時間帯に日陰を作ることが効果的です。日よけネットやパラソルを利用することで、適度な日陰を作ることができるでしょう。

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ホソバウンラン(細葉海蘭) (Linaria vulgaris)の上級者向け育て方

剪定の方法

ホソバウンラン(Linaria vulgaris)は、剪定や切り戻しをする必要はありません。特別な手入れは不要ですが、他の植物と並行して育成している場合、他の植物への影響を考えて、適度な剪定を行ってあげましょう。 もし剪定や切り戻しを行う際には、春から初夏にかけてが最適です。この時期に剪定や切り戻しを行うことが、植物の成長を促進し、より美しい姿に仕上げることにつながります。剪定をする際は、過密になっている部分を間引くようにして、十分な日光が当たるようにします。 また、注意点として、ホソバウンランは侵略的な性質を持っているため、庭園内での拡大を抑えるためにも、定期的な剪定を行いましょう。繁殖力が高いため、他の植物と共存させたい場合は特に気を配って育成して下さい。

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鉢植えの方法

ホソバウンラン(Linaria vulgaris)は、3月から7月(春から初夏)にかけて植え付けをするようにしましょう。種子をまくときには、表面に薄くまくことをこころがけて、水はけのよいところで生育をはじめとよいでしょう。 発芽後は、苗が十分に成長したことを確認したら、植え替えを行ってください。その際には、株間を20から30cmほど開けて、十分な日光が当たる場所に移植してください。 ホソバウンランは、根茎を伸ばして増える植物であるため、適度な間引きが必要になってきます。この間引きを行うことが、株の健康を保ち、より良い成長を促す大切な行動になります。

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増やし方

ホソバウンラン(Linaria vulgaris)の繫殖方法として株分けと種子が主な手法です。 株分けは、春から初夏にかけて行うのが最適とされています。主な手順としては、株を掘り上げ、根を傷つけないよう根元から2つ以上の株に分ける。その後、株を元の場所や新しい場所に植え付けてください。その後は定着するまで定期的に水やりを行いましょう。 種子による増やし方は、秋頃に種子を収穫し、春に種をまきます。種まき後は、株分けと同じく発芽するまで適度な水を与えましょう。発芽した後は、苗が十分に成長するまで管理し、適切な間隔を開けて植え付けましょう。 どちらの繁殖方法が最適かは、目的や状況によりますが、株分けの方がより確実に増やすことができます。その大きな要因としては、株分けでは、親株と同じ性質の植物が得られるためです。品種の維持を容易に行えることが大きなメリットとなっています。また、株分けによる繁殖は、成長が早く、短期間で増やすことができるため、効率的でしょう。しかし、種子による繁殖は、遺伝的多様性が保たれるため、親株と同じ性質にはなりません。

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病害虫対策

ホソバウンラン(Linaria vulgaris)は、特定の病気や害虫にかかりやすいという情報はあまり見つかりませんでした。しかし、過湿な環境で発生しやすい「根腐れ病」には特に注意が必要です。根が腐れてしまうことを防ぐために、水はけのよい土壌を選択し、適切な頻度での水やりを心がけましょう。 また、これは一般的な害虫にはなりますが、アブラムシやカイガラムシにも注意が必要です。これらの害虫の特徴としては、植物の栄養を吸い取り、成長を阻害するところにあります。また、それだけでなく、ウイルス性の病を媒介することもあります。これらの害虫対策には、定期的に植物の様子を観察しておくことが最も効果的です。もし、害虫が発生してしまった場合は、早期に手で取り除くか、適切な農薬を使用することが効果的です。 さらに湿気が高い環境で発生しやすいカビ病にも注意してください。カビ病を防ぐためには、適切な通風を確保し、湿気を抑えることが重要です。

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ホソバウンラン(細葉海蘭) (Linaria vulgaris)の分布地図

分布・生息地

ホソバウンラン(細葉海蘭) (Linaria vulgaris)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
あり

ホソバウンラン(Linaria vulgaris)は、アルカロイド類の一種であるリナリンが植物内に含まれているため、人体に対する毒性が報告されています。 リナリンという毒は、神経系の毒で、誤って摂取してしまうと嘔吐、下痢、呼吸困難などの症状が現れることがあります。また最悪、昏睡状態や死亡に至ることもありますので、取り扱いには注意が必要です。 適切な量を使用することで、利尿作用や去痰作用があるとされているため、過去には皮膚疾患やリウマチの治療に用いられることもありました。しかし、現代の医療ではその理由は、毒性が強く、適切な用量が難しいため治療での利用は推奨されなくなりました。

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犬や猫への影響

この植物の全ての部位に毒性がありますが、特に種子にはイリドイド配糖体という成分が含まれているため、犬や猫に摂取されると中毒症状を引き起こすことがあるとされています。 中毒症状は、嘔吐、下痢、腹痛、過呼吸、興奮、瞳孔の散大、昏睡、痙攣などです。また、重篤な場合には、心臓や呼吸器系に影響を及ぼし、最悪の場合死に至ることもあります。生育を行う際には、気軽にペットが立ち寄れる場所には設置しないように心がけておきましょう。 ホソバウンランを購入する際には、犬や猫が触れない場所に植えてください。また、種子や苗を取り扱う際には、ペットが触れないように注意しましょう。万が一、犬や猫がホソバウンランを摂取した場合は、速やかに獣医師の診察を受けてください。

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ホソバウンラン(細葉海蘭) (Linaria vulgaris)のQ&A

  • ホソバウンラン(細葉海蘭)の選び方

  • ホソバウンランに似た花はありますでしょうか?

  • ホソバウンランとキンギョソウの関係は何ですか?