イヌハギは、日本原産の多年草で別名は持ちません。 イヌハギの茎は直立しており、高さは50~100cm程度。葉には3~5個の小葉があり、裏面は白い毛に覆われているます。 この特徴的な毛ゆえ、葉全体が白っぽく見え、トウモロコシの葉に例えられます。 山地や草原などで自生し、花期は夏から秋にかけてで、ピンクや紫の小さな花が密集して咲くのが特徴です。 イヌハギには複数の变種が存在し、代表的なものは一般的なイヌハギと、それより小型のヒメイヌハギの2種があります。 イヌハギの名前は、実が犬の歯に似ていることに由来し、実は小さく丸く、茶色や黒色をしています。この実は鳥に運ばれ、種子散布の役割を持っています。 日当たりの良い場所なら育てやすく、乾燥に強いうえ土壌を選びまないため、庭園や公園で良くみられます。
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