メドハギの名前は、18世紀のスペインの植物学者、Vicente Manuel de Céspedesに由来します。学名は「Lespedeza cuneata」で、日本を含む東アジアを原産地とする植物です。 マメ科のメドハギは、夏~秋に、小さな淡紫色の花を細長い茎の先に咲かせます。細長く先の尖った葉は3枚一組で、1m程度の草丈に成長します。 耐寒性と耐乾性に優れていることから、育てやすい植物とされています。また、緑肥作物や土壌改良のために使われることもあります。 黒色の小さな種子は、風や鳥や風に運ばれて広がるので、生育する地域が広範囲になる傾向にあります。 ただし、その強い繁殖力によりオーストラリアや北米では侵略的外来種として扱われ問題となっているため、これらの地域ではメドハギの管理を行っています。
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