シソ科の一年草であるホトケノザはヨーロッパ原産で、日本には江戸時代に渡来したと考えられています。 ホトケノザは、花が咲いた後に残る花柄が仏像の台座に似ていることから「仏の座(ホトケノザ)」の名がつきました。 ホトケノザには以下のような特徴があります。 ・形状 高さが10~30センチ程度で、葉は心形で対生していて葉柄があります。 春から初夏にかけて淡い紅路の唇形の花を咲かせます。 ・生育環境 日当たりの良い草地や畑などに生育していて寒さに強い植物ですので、育てやすい植物と言えるでしょう。 ・利用価値 一般的には雑草として扱われますが、ホトケノザの若い葉にはビタミンCが豊富に含まれていて食用になります。 また、解熱や利尿作用があると言われ、薬草としても利用されてきました。
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