アフリカホウセンカ(Impatiens walleriana)の学名に含まれる「walleriana」は、イギリスの宣教師であるHorace Waller(1833-1896)名からとったもので、かつてはImpatiens sultaniiとして知られていました。 花名の「Impatiens」は、im(否定)+ patiens(忍耐強い)の組み合わせとなることから「耐えられない」という意味になります。 アフリカホウセンカ(Impatiens walleriana)は、初夏から秋まで、パステルカラーの花を咲かせます。日当たりが悪い場所でも開花する優れもので、手入れが簡単かつ丈夫で長持ちします。 アメリカで育種・改良されたニューギニア・インパチェンスという八重咲き品種もあり、「ばら」のような花を咲かせるのが特徴。開花期は5月から10月まで長く、半日陰でよく育ちます。 ふつうの「インパチェンス」は1年草ですが、これは多年草で斑入り種も見つかります。葉は細長く光沢があり、花の形状は釣り鐘型。花弁は5枚で下側が大きく、上側が小さいです。4月から11月まで鮮やかな花が楽しめるでしょう。
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