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モンパノキ(紋羽木) (Heliotropium arboreum)-i
モンパノキ(紋羽木) (Heliotropium arboreum)-i

モンパノキ(紋羽木)

別名
ハマムラサキノキ
学名
Heliotropium arboreum

基本情報

ムラサキ Heliotropium モンパノキ(紋羽木)
Boraginaceae > Heliotropium > Heliotropium arboreum
83%
完成度

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  • ハーブ
  • 多年草
草丈・樹高
60cm ~
花の色
葉の色
開花時期
6月-9月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
10
耐寒性
やや弱い
耐暑性
強い
原産地
ペルー
成長速度
普通

モンパノキ(紋羽木) (Heliotropium arboreum)の特徴

概要

モンパノキ(Heliotropium arboreum)は、日本では沖縄県を中心に栽培されています。 この植物は、高さが1~3メートルに達し、葉は対生しており長さ10~20センチの楕円形で、縁には鋸歯があるのが特徴です。花期は5~10月で、花は淡紫色から白色をしており、直径約1センチの筒状花を密につけ、円錐花序を形成します。 モンパノキの起源は、南アメリカのペルーにあるとされています。 特に、18世紀にはヨーロッパで大変人気があり、多くの園芸家たちがモンパノキを愛でていたようです。その後、ヨーロッパから日本へも伝わり、江戸時代には日本でも栽培が始まりました。 モンパノキの学名は、ギリシャ語の「helios(太陽)」と「tropos(向かう)」に由来しており、太陽に向かって花が開く様子から名付けられました。日本名の「モンパノキ」は、琉球方言で「木の花」という意味です。

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花言葉

モンパノキ(Heliotropium arboreum)の花言葉には、「変わらぬ愛」や「永遠の愛」、「献身」などがあります。 代表的な花言葉の「変わらぬ愛」ですが、モンパノキは、太陽が昇ると花が東を向き、太陽が沈むと花が西を向くという特徴があります。一日の間に太陽の動きに忠実に従うモンパノキの花は、変わらぬ愛情を持ち続けることを表していると言われているでしょう。

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モンパノキ(紋羽木) (Heliotropium arboreum)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

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モンパノキ(紋羽木) (Heliotropium arboreum)の育て方

水やり

モンパノキの生育期間である春から夏にかけては、成長のために水分が多く必要となるだけでなく、土壌が乾燥しやすい時期となるので、こまめに水を与えるようにしましょう。 一方、成長が緩やかになる秋から冬にかけては、水やりの頻度を減らすと良いでしょう。 また、土壌の湿度についても注意が必要で、モンパノキは、やや湿った土壌を好むため、水はけの良い鉢やプランターを使用し、適度な湿度を保つようにしましょう。 水やりの頻度については、季節や気温によって変わりますが、一般的には週に2~3回程度が適切とされています。 最後に、水やりの方法ですが、根元に直接水を与えることで、根腐れを防ぐことができます。

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土壌・肥料の管理

モンパノキの生育には、排水性が良く、肥沃な土壌が適しているとされています。また土壌のpHは6.0~7.5を好みます。植物が好む土壌で育てることで、植物は健康な状態で成長していくことでしょう。 肥料に関しては、春から夏にかけては、高窒素肥料を与えることが効果的です。 秋から冬にかけては、高リン酸・高カリウム肥料を与えると良いでしょう。これにより、根の発達が促され、耐寒性が向上し、翌年の花付きが良くなります。 肥料の与え方や頻度については、春から夏にかけては、1ヶ月に1回程度、液肥や緩効性肥料を与えることが適切です。秋から冬にかけては、2ヶ月に1回程度、緩効性肥料を与えると良いでしょう。

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日当たり・気温の管理

モンパノキの生育に最適な日照量は1日に6時間以上です。日当たりの良い場所を好む植物であるため、日照時間が短いと、成長が遅くなるだけでなく、花が咲かないことがあります。 ただ逆に日差しが強すぎると、葉焼けや枯れることがあるため、炎天下を避けるようにしましょう。適切な日照時間を保ち、成長を促すようにしましょう。 鉢植えの場合は、日光が十分に当たる南向きや西向きの窓辺が最適ですが、直射日光が強すぎる場合は、カーテンやブラインドで遮光し、適度な日照量を確保してください。また、日光が弱い場所に置くと、葉が伸びてしまい、形が崩れることがあるので注意が必要です。 モンパノキの生育に最適な気温は20℃~30℃です。この温度を保てるように気温の管理を行いましょう。 また、耐暑性もある程度ありますが、高温多湿の環境では病気や害虫に弱くなることがありますので、注意が必要です。 最適な気温を保つためには、日中は日陰を作ることで直射日光を避け、夜間は室内に移動させることで温度変化を緩やかにすることが効果的でしょう。また、風通しの良い場所に置くことで、高温多湿を避けることができます。 モンパノキの夏越しは、水捌けの良い土壌を使用し、射日光を避ける場所に置くことが重要です。 冬越しの方法としては、耐寒性が弱いため、霜や冷たい風から守る必要があります。室内に取り込むか、温室で管理することが望ましいでしょう。ただし、室内で管理する場合は、暖房による乾燥に注意し、湿度を保つ工夫が必要です。 また、冬期間は、日照時間が短くなるため、光源を確保することも大切です。

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モンパノキ(紋羽木) (Heliotropium arboreum)の上級者向け育て方

剪定の方法

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鉢植えの方法

モンパノキは、春から初夏にかけて植え付けるようにしてください。 種子をまく際は、表面に薄く土をかけ、種子が乾燥しないように水を十分に与えるようにしましょう。 植え替えは、苗が十分に成長し、根が鉢の底に達したころに行います。新しい鉢には、底石を敷いた上に、腐葉土や赤玉土を混ぜた培養土を用意し、苗を植え付けます。 その後、水やりを行い、日光に当てることで、根が新しい鉢に張り付くのを助けるでしょう。また、成長が早いため、定期的に植え替えを行うことが重要です。

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増やし方

植物の繁殖方法には、様々な方法がありますが、モンパノキの場合は一般的に、挿し木や種子による繁殖を用います。その中でも、挿し木が最も効果的でしょう。 挿し木の手順まず、春から夏にかけて健康な枝を選び、10-15cmの長さに切り取ります。その際、切り口を斜めにすることで、水分の吸収が良くなるでしょう。下部の葉を取り除き、上部の葉は半分に切ります。切り口に発根促進剤を塗布し、水はけの良い土に挿してください。そして、挿し木を半透明の袋で覆い、湿度を保ちます。2週間程度で発根し、その後徐々に袋を取り除き、日光に慣らしていきましょう。

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病害虫対策

モンパノキは特に、アブラムシやアカイエカ、ハダニなどの害虫が発生しやすい植物とされています。また、根腐れ病や黒斑病といった病気にも感染しやすいため、注意が必要です。 これらの病害虫を防ぐためには、適切な栽培環境を整えることが重要でしょう。 さらに、定期的に植物の状態を観察し、病害虫の発生を早期に発見することも大切です。病害虫が発見された場合は、速やかに適切な薬剤を使用して駆除しましょう。また、予防的に薬剤を使用することも効果的ですが、適切な使用方法や使用量を守ることが重要です。

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モンパノキ(紋羽木) (Heliotropium arboreum)の分布地図

分布・生息地

モンパノキ(紋羽木) (Heliotropium arboreum)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
あり

モンパノキは特に、この植物に含まれるピロリジジンアルカロイドという成分が、肝臓に悪影響を及ぼすことが知られています。 長期的な摂取や大量摂取により、肝臓の機能障害や肝硬変、肝がんのリスクが高まることが報告されています。また、モンパノキの葉や茎に触れることで皮膚炎を引き起こすことがあるため、取り扱いには注意が必要です。 かつては、傷の治療や消炎効果を目的として、民間薬として利用されていました。しかし、現在では、モンパノキの毒性が問題視されるようになり、医療用途での使用はほとんど見られません。

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犬や猫への影響

モンパノキは全ての部位に、ピロリジジンアルカロイドという毒素が含まれています。 犬や猫がモンパノキを誤って摂取した場合、嘔吐、下痢、脱水、さらに神経症状(運動失調、痙攣、麻痺など)が挙げられます。また、重篤な場合には、肝臓の損傷や肝不全を引き起こすことがあるので注意が必要です。 もし犬や猫がモンパノキを摂取したと疑われる場合は、速やかに獣医師に連絡し、適切な治療を受けることが重要です。

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モンパノキ(紋羽木) (Heliotropium arboreum)のQ&A

  • モンパノキのおすすめの選び方はありますか?

  • モンパノキは曇り止めとして利用できますか?