スギナは、学名は「Equisetum arvense」で多年草です。日本では、特徴的な形状から「スギナ」と呼ばれています。 北半球の温帯地域が原産地で、日本全国に広く分布しています。生息地は多岐にわたり、世界中にも広く分布しているのです。 スギナは、茎が節に分かれ、節ごとに葉が集まっているのが特徴です。茎の色は緑色で、高さは10~50cm程度に成長します。 スギナの名前の由来は、その形状が杉の葉に似ていることから来ています。また、スギナは古くから薬草として利用されてきました。 スギナは、春に茎の先端から黄色い花を咲かせますが、これは実際には胞子を形成する胞子嚢です。この胞子から新たなスギナが生まれます。 スギナは、湿った土地を好むため、水辺や湿地に多く生息します。また、耐寒性があり、寒冷地でも育ちやすいです。 ただし、スギナは強い生命力を持ち、一度生えるとなかなか駆除が難しいため、農作物の雑草として扱われることもあります。
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