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ネナシカズラ(根無葛) (Cuscuta japonica)-i
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ネナシカズラ(根無葛)

学名
Cuscuta japonica

基本情報

ヒルガオ Cuscuta ネナシカズラ(根無葛)
Convolvulaceae > Cuscuta > Cuscuta japonica
75%
完成度

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  • つる性植物
草丈・樹高
100cm ~
花の色
葉の色
開花時期
6月-8月
日当たり
耐寒性ゾーン
耐寒性
普通
耐暑性
やや強い
原産地
日本
成長速度
早い

ネナシカズラ(根無葛) (Cuscuta japonica)の特徴

概要

ネナシカズラ(Cuscuta japonica)は、日本語で「根無し葛」と表現され、根がないことから名付けられました。また、学名の「Cuscuta」は、アラビア語で「寄生虫」を意味し、「japonica」は「日本の」という意味です。 ネナシカズラは、東アジア地域が起源とされており、特に日本、中国、朝鮮半島に自生しています。北アメリカやヨーロッパにも帰化していることも報告されていますが、他の植物に寄生して生育するため、その分布は寄主植物の分布に大きく影響されるでしょう。 カズラ属(Cuscuta)だけでも、世界中に約200種が分布していることから、その起源や進化の過程についても研究が進められています。 ネナシカズラ(Cuscuta japonica)は、日本をはじめとする東アジア地域に分布しています。葉は持たず、茎が細くて黄色がかった白色をしており、他の植物に絡みついて生育するのが特徴です。 寄生植物であるため、光合成を行わず、宿主植物から栄養を吸収するため、農業被害の原因となることもあります。 ネナシカズラの花は、直径約2mmの小さな花が集まっており、花弁は5枚、先端が尖っていることが特徴です。花の色は白から淡いピンクで、夏から秋にかけてが見頃です。 果実は直径約3mmの球形で、種子は1個から数個入っています。

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花言葉

ネナシカズラ(Cuscuta japonica)の花言葉にはいくつかの意味があります。まず、「絆」や「つながり」「依存」が代表的な花言葉として挙げられますが、他の植物に寄生して生育する性質から来ていると考えられるでしょう。 「束縛」や「縁結び」もネナシカズラの花言葉として知られています。これらは、他の植物に絡みつく特徴的な姿から想像し難くありません。 また、ネナシカズラが他の植物に寄生し、その植物と共に生きる姿から「永遠の愛」も花言葉の1つです。しかし、寄生植物であるため、その愛が相手にとって必ずしも良いものではないことを示唆しているとも言われています。

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ネナシカズラ(根無葛) (Cuscuta japonica)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

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ネナシカズラ(根無葛) (Cuscuta japonica)の育て方

水やり

ネナシカズラ(Cuscuta japonica)は、自身で水分を吸収する能力が低く、寄生植物のため、他の植物から栄養を得ます。 春から夏にかけては、寄生先の植物が活発に成長するため、寄生先の植物に応じて水を与えましょう。一般的には、土壌が乾いたら与える程度で十分ですが、寄生先の植物が多湿を好む場合は、土壌が常に湿っている状態を保ってください。 秋から冬は、寄生先の植物の成長が緩やかになるため、水やりの頻度は減らします。この時期は、土壌が乾燥しすぎない程度に水を与えると、ネナシカズラの成長に悪影響を与えることなく維持できます。 水やりは、朝か夕方に行うのが最適で、特に夏場は、水分が蒸発しやすいため、朝や夕方に水やりを行うことで、水分が植物に行き渡ります。 ネナシカズラ自体に直接水をかけると、葉や茎が腐る原因となりうるため、寄生先の植物の根元に水を与えるようにしてください。

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土壌・肥料の管理

ネナシカズラ(Cuscuta japonica)は、寄生先の植物の根から栄養を吸収するため、土壌の質や肥料の与え方については寄生先の植物に依存します。 ネナシカズラ自体に直接肥料を与える必要はなく、寄生先の植物土壌のpHや肥料の種類、量を調整することが重要です。最適な土壌環境や肥料を与えられていれば、ネナシカズラも良好な状態で成長できるでしょう。

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日当たり・気温の管理

ネナシカズラ(Cuscuta japonica)は20℃から30℃の範囲で育てるのが理想的で、この温度帯の環境を維持できると、成長が旺盛であり、繁殖力も高まります。 また、比較的寒さに強く、0℃以下の低温にも耐えられることが知られています。ただし、長期間の霜や氷には弱いため、注意しましょう。 ネナシカズラは高温にも強い植物ですが、35℃以上となる場合は成長スピードに影響を与えるため、夏場は日陰や風通しの良い場所に移動させるのが望ましいです。 ネナシカズラ(Cuscuta japonica)の夏越しの際では、高温による葉焼けや乾燥を防ぐため、日光が直接当たらない場所に移動させるのがよいでしょう。また、水やりも重要で、土が乾いたらたっぷりと与えます。 ネナシカズラは比較的寒さに耐えられるものの、霜や凍結から守る必要があるため、冬越しの際は、霜が降りる前に、鉢植えの場合は室内に移動させるか、地植えの場合はマルチング材を敷いて保温対策を行うとよいでしょう。さらに、冬場は乾燥に注意し、加湿にならないよう水を与えることが重要です。 ネナシカズラ(Cuscuta japonica)は、適度な日光が必要です。しかし、真夏の直射日光は避けるようにしましょう。適切な日照時間は1日に4〜6時間程度が理想的ですが、日照量が少なすぎると光合成が十分に行われず、成長が悪くなります。 逆に、日照量が多すぎると、葉焼けや枯れの原因となることがあるため、そのような場合は、日陰を作るか、風通しの良い場所に移動させましょう。鉢植えの場合も同様です。

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ネナシカズラ(根無葛) (Cuscuta japonica)の上級者向け育て方

剪定の方法

ネナシカズラ(Cuscuta japonica)は、は寄生植物のため、自身の成長をコントロールする必要がなく、特別剪定や切り戻しの必要性はありません。 ただし、寄生先の植物の健康を保つためにネナシカズラの剪定や切り戻しを行うことがあります。その場合、寄生先の植物の成長期に合わせて、実施するのが望ましいです。 具体的な手順としては、まずネナシカズラが密集している部分を見つけ、その部分を切り取ります。次に、寄生先の植物の枝や葉に巻き付いている部分をゆっくりと解きほぐし、切り取った部分を処分します。 この作業を行う際には、寄生先の植物を傷つけないように注意しましょう。

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鉢植えの方法

ネナシカズラ(Cuscuta japonica)は、植え付けや植え替えは行いません。これは、ネナシカズラが他の植物に寄生して成長するためです。 薬用として利用される場合は、茎や果実を摘み取り、乾燥させて使用します。ただし、寄生植物のため、収穫の際には寄生先の植物に影響を与えないよう注意が必要です。

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増やし方

ネナシカズラ(Cuscuta japonica)の繁殖方法としては、種子を播く方法が最も効果的です。 春から初夏にかけて、適した土壌に種子をまき、適度な水分を保ちながら発芽を待ちます。発芽後、寄主となる植物の近くに移植し、成長を促します。寄主植物との距離が近いほど、寄生の成功率が高まります。 また、株分けや挿し木、葉挿しによる繁殖は難しいと言えるでしょう。ネナシカズラは寄生植物であり、独立した根系を持たないため、株分けや挿し木での繁殖は、寄主植物との関係が切れてしまい、生育が困難になるからです。

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病害虫対策

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ネナシカズラ(根無葛) (Cuscuta japonica)の分布地図

分布・生息地

ネナシカズラ(根無葛) (Cuscuta japonica)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

ネナシカズラ(Cuscuta japonica)は、人体への毒性はないとされていますが、過剰摂取による腹痛や下痢などには注意が必要です。また、利尿作用や鎮痛作用を期待して漢方薬にも利用されています。 また、かつて民間療法で腎臓病や関節炎の症状緩和にも役立つとされていましたが、現代では、十分な研究が行われていないため、その効果を確実に保証することはできません。

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犬や猫への影響

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ネナシカズラ(根無葛) (Cuscuta japonica)のQ&A

  • ネナシカズラ(根無葛)の選び方

  • ネナシカズラの寄生について知りたいのですが、どういった情報がありますか?

  • ネナシカズラの駆除方法について教えていただけますか?