ミチタネツケバナは、英語名をCardamine hirsutaといいます。ヨーロッパを原産とする一年生の小型草本植物です。 茎は直立して、高さは約10〜40センチメートルです。葉には羽状の切れ込みがあり、小さな花をつけます。白や淡紅色の直径1センチメートルほどの4弁の十字型の花を咲かせます。 湿った場所や草地、道端などに生育し、日本を含むヨーロッパ、北アメリカなど広範囲に分布しています。春から夏にかけて開花します。 小さく可憐な花が特徴で、白や淡紅色の美しさから庭園や公園などの観賞用に栽培されています。野生状態でも自然の中で美しい花をつけることから人気があります。 品種には紫や青の花色や特徴的な葉のものがあり、園芸用に育てられます。実は細長く、緑から褐色に熟して、風や動物により散布されます。 日当たりが良く湿った環境を好み、耐寒性があるので育てやすく、種まきしても育成できます。
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