ニシノオオアカウキクサは、アメリカに自生する浮葉植物です。 学名はAzollafiliculoidesで、別名にオオアカウキクサ大和型、アメリカアカウキクサがあります。葉が小さくて密集しているのが特徴的です。 日本では親しみをこめて「ニシノオオアカウキクサ」と呼ばれています。 「ニシの」は西の方に自生していることに由来します。大和地方を代表する浮葉植物で、日本各地の水路やため池でよく見られます。 花は小さく目立ちません。栽培しやすいことから、アクアリウムや庭の池で育てられることが多いです。日光を好み、環境の変化に強く、水質の浄化にも役立ちます。 成長が早く、特別な手入れをしなくても容易に繁殖します。少量の肥料を加えると成長がより促進されます。 カワゴケに共生する藻類によって空気中の窒素を固定する能力があるのが大きな特徴です。 ニシノオオアカウキクサは、日本の自然の財産として大切にされています。小さいながらたくさんの生命を育む、素晴らしい浮葉植物なのです。
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