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フタバアオイ(双葉葵) (Asarum caulescens)-i
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フタバアオイ(双葉葵) (Asarum caulescens)-i
フタバアオイ(双葉葵) (Asarum caulescens)-i

フタバアオイ(双葉葵)

別名
カモアオイ
学名
Asarum caulescens

基本情報

ウマノスズクサ Asarum フタバアオイ(双葉葵)
Aristolochiaceae > Asarum > Asarum caulescens
83%
完成度

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  • ハーブ
  • 多年草
草丈・樹高
10cm ~
花の色
葉の色
開花時期
4月-5月
日当たり
半日陰
耐寒性ゾーン
6
耐寒性
やや強い
耐暑性
普通
原産地
日本
成長速度
普通

フタバアオイ(双葉葵) (Asarum caulescens)の特徴

概要

フタバアオイ(Asarum caulescens)は、日本をはじめ、中国や韓国など東アジアの山地に自生しています。根には強い芳香があり、古くから民間薬として利用されてきました。その他、観賞用としても栽培されることがあります。 葉は対生し、長さ5-10cmの葉柄があり、葉身は心形で、緑色の表面に白い斑点が散らばっています。 花期は春(4-5月)で、直径1-2cm、紫色から赤褐色の筒状で、先端が3裂し、内側に白い毛が密生している花を、地面に近い位置に1-2個、咲かせます。 果実は球形で、夏に熟し、種子は黒褐色で扁平です。 フタバアオイ(Asarum caulescens)の起源は、主に日本の本州、四国、九州地方に分布しており、特に山地や森林の下層部でよく見られます。 また、日本の固有種であることから、その名前の由来も日本語に基づいています。フタバとは、二つの葉が対生する様子を表しており、アオイとは、葉の形がアオイ科の植物に似ていることから名付けられました。 なお、学名のAsarum caulescensは、アサツキ属(Asarum)に属することと、茎があること(caulescens)を意味しています。

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花言葉

フタバアオイ(Asarum caulescens)の花言葉は、その独特の姿から連想されるものが多く、秘密の愛や内気な恋など、控えめながらも強い情感を表現しています。 代表的なものとして「秘密の愛」が挙げられます。この花言葉は、フタバアオイの花が地面に近いところで咲くことから、人目につかない秘密の愛情を象徴しているとされています。 また、他にも「内気な恋」「控えめな美しさ」などの花言葉がありますが、これらもフタバアオイの花の特徴から連想されるものです。

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フタバアオイ(双葉葵) (Asarum caulescens)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

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フタバアオイ(双葉葵) (Asarum caulescens)の育て方

水やり

フタバアオイ(Asarum caulescens)は、湿度が高く、水はけの良い環境を好むため、土壌の湿度を一定に保つことが重要です。 気温が高くなり、水分が蒸発しやすくなる春から夏にかけては、土が乾いたらすぐに水やりを行い、土壌を湿らせましょう。一方、秋から冬にかけては、気温が下がり、水分の蒸発が抑えられるため、頻度を減らすことができます。ただし、適度な湿度を保つことを心掛け、土壌が乾燥しすぎないよう注意が必要です。 また、水やりの際は、根元に直接水を与えるのではなく、鉢底から吸い上げる方法を用いると、根腐れの予防につながります。

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土壌・肥料の管理

フタバアオイ(Asarum caulescens)には、やや湿った水はけの良い腐葉土で、pHは5.5~6.5程度のやや酸性の土壌が適しています。 肥料に関しては、春から夏にかけて緩効性の有機肥料を与えるとよいでしょう。特に、4月から6月にかけての生育期には、肥料の量を増やし、月に1回程度の施肥が効果的です。 また、秋には、根の発育を促すためにリン酸やカリウムを多く含む肥料がおすすめです。ただし、与えすぎには注意し、冬季にかけて量を控えめにしていきます。

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日当たり・気温の管理

フタバアオイ(Asarum caulescens)は、半日陰から日陰を好む植物で、最適な日照時間は、1日のうち4~6時間程度です。 直射日光が強すぎると、葉焼けや葉の変色が起こることがありますが、日光が全く当たらない状況では、成長が遅くなり、花が咲かないこともあります。 鉢植えの場合、窓際やベランダなど、直射日光が避けられる場所に置くとよいでしょう。また、日差しが強い時期には、日陰を作るために遮光ネットを使用することも効果的です。 フタバアオイは、生息地からもわかるように、耐寒性をもつ植物であるため、冬季の寒さにも耐えることができるでしょう。ただ一方で、耐暑性はあまり高くなく、高温多湿な環境には適していません。生育に最適な栽培温度は、15℃から25℃程度とされています。この温度の範囲を保てるように気温の管理を行いましょう。 気温が高くなる夏場には、日陰を作ることで直射日光を避け、適切な気温を維持することが重要です。他の植物や遮光ネットを利用して、日中の強い日差しを遮るとよいでしょう。 冬季には、霜や凍結から根元を保護し、寒さによるダメージを軽減するために、マルチング材を敷いたり保温シートをかけることがおすすめです。 フタバアオイ(Asarum caulescens)は、耐寒性があり、日本の自然環境に適応しているため、夏越しや冬越しに関して特別な手間が必要ない植物です。 夏越しの方法としては、日陰を好む性質があるため、直射日光を避ける場所に植えることが大切です。 冬季は、雪の下で自然に越冬することができますが、霜が降りる前に、腐葉土や枯れ葉を敷いて保温対策を行うと、より安定した状態で越冬できます。

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フタバアオイ(双葉葵) (Asarum caulescens)の上級者向け育て方

剪定の方法

フタバアオイ(Asarum caulescens)は、剪定や切り戻しに関して特別な手間が必要ない植物ですが、他の植物の生育を妨げる場合や、見た目を整えたい場合には、剪定や切り戻しを行ってもよいでしょう。 その際は、春から初夏にかけて、新しい芽が出てくる前に、枯れた葉や茎を取り除き、適切な長さに切り戻してください。

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鉢植えの方法

フタバアオイ(Asarum caulescens)の植え付けは、春から初夏にかけて行います。20cm程度の株間を空けて植えるとよいでしょう。 植え替えは、根が鉢いっぱいに広がった時や、株が病気にかかった場合に行います。新しい鉢に腐葉土を多く含んだ土を用意し、根を傷つけないように注意して移植しましょう。 収穫については、薬用や香料として根を利用する場合もありますが、一般的には観賞用として栽培されることが多いため、特別な収穫方法はありません。

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増やし方

フタバアオイ(Asarum caulescens)には、株分けと種子による繁殖方法がありますが、種子は発芽率が低く、成長も遅いため、株分けがおすすめです。また、挿し木や葉挿しは適していません。 株分けは、春から初夏にかけて行うと良いでしょう。株を掘り上げて、根を傷つけないように注意しながら、根元から2つ以上の芽が出ている部分を切り分け、それぞれを別の場所に植え付けます。

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病害虫対策

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フタバアオイ(双葉葵) (Asarum caulescens)の分布地図

分布・生息地

フタバアオイ(双葉葵) (Asarum caulescens)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
あり

フタバアオイは、人体に対する毒性が報告されている植物です。取扱いには充分注意しましょう。 根に含まれているアリストロキア酸という有毒成分が、摂取すると腎臓に悪影響を及ぼすことで知られています。また、アリストロキア酸は発がん性も指摘されており、長期的な摂取によって発がんリスクが高まる可能性があります。 過去には薬用植物として利用されていたこともありますが、現代の医学では、有毒成分のリスクが高いため、これらの効果を享受することは推奨されていません。フタバアオイを扱う際には、人体への毒性や健康への影響を十分に考慮し、安全な方法で利用することが重要です。

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犬や猫への影響

フタバアオイ(Asarum caulescens)は、根や葉に含まれるアリルケトン類が、犬や猫に対して有毒であるとされています。 誤って摂取すると、嘔吐や下痢、唾液の過剰分泌、呼吸困難、運動失調、痙攣などの症状が現れることがあります。さらに、大量に摂取した場合には、中枢神経系への影響が強くなり、昏睡や死亡に至る可能性も考えられます。 フタバアオイの苗や種を購入する際には、犬や猫への毒性や健康への影響を考慮し、十分に注意してください。

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フタバアオイ(双葉葵) (Asarum caulescens)のQ&A

  • フタバアオイの苗の育て方を教えてください。

  • フタバアオイのおすすめの選び方はありますか?

  • フタバアオイはどこで販売されていますか?