「オオカニツリ」の学名は「Arrhenatherum elatius」です。穂が黄緑色で、その形状から「カニツリ」という名前がつきました。原産地はヨーロッパで、日本には明治時代に導入された植物です。 種類や品種は特に多くないですが、一部では変種として「オオカニツリバラエティ・エラティウス」が存在します。 夏から秋にかけて穂を出し、高さは1m以上になるのが特徴です。 耐寒性があり、乾燥にも強いため育てやすく、道路の緑化や牧草として、また、花は小さく、目立たないですが、その穂が美しいため、風景のアクセントとしても利用されます。 実については特に目立った特徴はありませんが、種子は小鳥の餌となることもあります。
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