パイナップルは、南アメリカのパラグアイ周辺を原産地とするブロメリア科アナナス属の多年草です。ジューシーで甘い実は、世界中で愛されています。学名は「Ananas comosus」です。 パイナップルの名前は、16世紀のヨーロッパ人がこの果物を新大陸で見つけた際に、松かさに形状が似ていることから付けられました。なお、英語の"Pineapple"は「松のリンゴ」を意味しています。 パイナップルの花の色は、紫を帯びた薄いブルーで、非常に綺麗です。一つの花序に花が多数つき、それぞれが結実して一つの果実を形成します。 パイナップルの種類には、小型で食べやすい「ベビーパイナップル」、甘さと酸味のバランスが良い「スムースカイエン」などがあります。また、大きさも直径が12cmから30cm程度まで、バリエーションがあります。 パイナップルは温暖な気候を好む植物で、寒さには弱いため、寒冷地で栽培するのは困難です。日本では、主に沖縄県で栽培されています。
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