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ショウブ(菖蒲) (Acorus calamus)-i
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ショウブ(菖蒲)

学名
Acorus calamus

基本情報

ショウブ Acorus ショウブ(菖蒲)
Acoraceae > Acorus > Acorus calamus
92%
完成度

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  • ハーブ
  • 多年草
草丈・樹高
60cm ~ 100cm
花の色
葉の色
開花時期
5月-6月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
4-10
耐寒性
強い
耐暑性
やや強い
原産地
インド, ネパール, バングラデシュ, スリランカ, ミャンマー, タイ, フィリピン, インドネシア, マレーシア
成長速度
普通

ショウブ(菖蒲) (Acorus calamus)の特徴

概要

ショウブ(Acorus calamus)は、日本では、主に水辺や湿地に生育しています。 高さが1mほどに成長し、緑色の細長い葉が並んで生えるのが特徴です。また、花序は総状花序で、小さな黄緑色の花が密集して咲きます。 根茎には精油が含まれており、香りが強いことも特徴の一つです。この香りは、虫除けや薬用として利用されることがあります。 また、ショウブは、アジアやヨーロッパの湿地に自生しており、世界各地で利用されています。例えば、インドではアーユルヴェーダ医学で利用されていますし、ヨーロッパでは香料や薬用として利用されています。 ショウブの起源は古く、古代インドに遡ります。この植物は、サンスクリット語で「Vacha」と呼ばれ、古代インドのアーユルヴェーダ医学では、その薬効が高く評価されていました。 また、古代エジプトでも香りや薬効が利用されており、重要な植物として記録に残っています。 日本においても、ショウブは古くから親しまれており、日本の文化に根付いています。その歴史は古く、平安時代の文献にもその名が登場している事が確認できます。例えば、端午の節句にショウブの葉を飾ったり、お風呂に入れる風習があり、邪気を払うとされています。 ショウブの学名である「Acorus calamus」は、ギリシャ語の「akoron」とラテン語の「calamus」に由来し、どちらも「香りのある水辺の植物」という意味です。この名前は、ショウブの生育環境や香りの特徴を表していると言えます。

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花言葉

ショウブは、その独特の香りと美しい花姿から、古くから日本の風物詩として親しまれており、その姿から主に、日本語では「永遠の愛」「真実の愛」「潔白」などの花言葉が付けられています。特に「永遠の愛」は代表的なものとされています。 ショウブの花言葉は、愛情や純粋さを表現する際に用いられることが多く、贈り物やメッセージカードに添えられることがあります。

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ショウブ(菖蒲) (Acorus calamus)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

NO DATA

ショウブ(菖蒲) (Acorus calamus)の育て方

水やり

ショウブの生育期である春から夏にかけては、成長に水分を多く必要とするだけでなく、水分が蒸発しやすい時期となるので、こまめに水を与えるようにしてください。湿った環境を好む植物であるため、土壌が乾燥してしまうと枯れてしまう可能性が高まります。土壌の湿度間に理には十分注意を払ってください。 一般的には、週に1回程度の水やりが適切とされていますが、気温や湿度によっては、水やりの頻度を調整することが必要です。秋から冬にかけては、生育が緩やかになるため、水やりの頻度を減らし、土壌が乾燥しない程度に水分を保つようにしましょう。 また、ショウブは湿度が高い環境を好むため、土壌の湿度を常に高めに保つことが重要です。水やりの際は、根元に直接水を与えるのではなく、鉢底から吸い上げるように水を与えることで、根腐れを防ぐことができます。

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土壌・肥料の管理

ショウブの生育に適した土壌のpHは5.5~7.5の範囲です。また、水はけの良い砂質や粘土質の土壌を好むとされています。これらの条件を揃えた土壌で育てる事で、より健康的に植物の成長を促す事ができます。 春から夏にかけての生育期には、緩効性の化成肥料や有機肥料を与えて成長を促しましょう。特に、窒素・リン酸・カリウムをバランス良く含んだ肥料が適しており、株元に施すか、水に溶かして散布して肥料を与えるようにしてください。 頻度は、生育期に1ヶ月に1回程度が目安となります。ただし、肥料の量は、植物の大きさや土壌の状態によって調整する必要がありますので、適切な量を見極めることが重要です。 ショウブの栽培においては、土壌の湿り具合も重要で、乾燥を避けるために定期的な水やりを行ってください。ただし、過湿にならないように適切な水分管理を心がけましょう。

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日当たり・気温の管理

ショウブの生育に適した日照量は1日当たり約6時間程度です。日当たりの良い場所を好む植物であるため、日照時間が短すぎると、成長が遅くなり、葉の色が悪くなることがあります。 ただ逆に、日差しが強すぎるのも問題です。日差しが原因で、葉焼けが起こることがあるので、最適な日照時間を保つために遮光ネット等を用いて、日陰を作るとよいでしょう。 鉢植えの場合は、日当たりの良いベランダや窓辺に置くことが適しています。ただし、直射日光が強い場合は、午後の日差しを避けるために、日陰に移動させることをおすすめします。 ショウブ(Acorus calamus)は、耐寒性があり、冬季の低温にも耐えることができる植物です。 一方で、耐暑性もあるため、夏季の高温にも適応できます。最適な気温は、15℃から25℃の範囲で、この温度帯であれば、健康に育つでしょう。 最適な気温を保つためには、日陰を作り、日中の暑さを避けることが効果的です。 ショウブの夏越しは、根腐れを防ぐために、水はけの良い場所に植えることが重要です。また、直射日光を避けるために、日陰に移動させることも効果的です。 冬越しの方法としては、耐寒性を持っているため、特別な対策は不要ですが、霜が降りる地域では、霜よけのネットをかけることで寒さから守ることができます。また、株元に腐葉土やマルチングを施すことで、根元を保護し、寒さに耐えることができるでしょう。

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ショウブ(菖蒲) (Acorus calamus)の上級者向け育て方

剪定の方法

ショウブは基本的に、剪定を行う必要はありません。ただし、見た目を良くするこために、剪定や切り戻しを行う事があるので、適切な時期・適切な方法を事前に知っておきましょう。 新芽がでやすい春から初夏にかけてが剪定に適切な時期とされています。 剪定や切り戻しの手順は、まず、枯れた葉や茎を見つけ、それらを根元から切り取ります。次に、茎の先端部分が弱っている場合は、その部分を切り取ってください。 注意点として、ショウブの葉は鋭いので、作業中は手袋を着用しましょう。また、ショウブは湿った環境を好むため、剪定や切り戻し後は水分管理に気を付けてください。

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鉢植えの方法

ショウブは、春から初夏にかけて植え付けを行うと良いとされています。 この植物は、株分けによって増やすことが一般的で、根茎を切り分けてから植え付けるようにしてください。この際、発根を促すために、根茎を水に浸けておくとよいでしょう。 植え替えは、株が狭くなってきた場合や、根茎が古くなってきた場合に行いましょう。春から初夏にかけて、株を掘り上げて根茎を切り分け、新しい土に植え付けます。 根茎が成長した秋から冬にかけてが収穫に最も適したタイミングです。収穫の際は、根茎を掘り上げ、泥を洗い流し、乾燥させた後、保存します。なお、根茎は、薬用や香料として利用されることが多いです。

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増やし方

ショウブの繫殖方法・増やし方は、株分けと球根分けが一般的で、挿し木や葉挿しの方法はあまり適していません。ショウブは根茎を持つ植物であり、根茎から新たな芽が出る性質があるため、株分けや球根分けがより効果的です。 株分けの方法は、春から初夏にかけて、根茎が十分に発達した株を掘り上げ、根茎を含む部分を切り分けます。その後、切り分けた株を元の場所や別の場所に植え付け、水はけの良い土壌で育ててください。 球根分けの方法は、秋になったら株を掘り上げ、根茎の先端部分にある球根を取り出し、それを分けます。分けた球根を植え付け、水はけの良い土壌で育てましょう。

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病害虫対策

ショウブに影響を与える病気としては、過湿によって生じやすくなる根腐れ病が挙げられます。事前にこの病気から植物を守るためには、水はけの良い環境を整えることで対策が可能です。また、葉に黒い斑点が現れる葉斑病にかかることがあるため、感染源となる枯れ葉を取り除くようにしましょう。 害虫の中では、アブラムシがショウブに付くことがあります。アブラムシは、葉や茎に吸汁してダメージを与えるため、発見次第除去することが重要です。また、ナメクジやカタツムリもショウブの葉を食害することがありますが、これらは手で取り除くか、ナメクジ駆除剤を使用することで対処できます。

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ショウブ(菖蒲) (Acorus calamus)の分布地図

分布・生息地

ショウブ(菖蒲) (Acorus calamus)の毒性

人や動物への健康効果

edible
毒性
あり

ショウブは、人体に対して毒性を持つ植物です。特に根茎にβ-アソロンという成分を有しています。この成分が神経毒性を示し、過剰摂取により嘔吐や下痢、頭痛、めまいなどの症状が現れることがあります。 しかし、適量を守れば、ショウブには健康に良い効果もあります。消炎作用や鎮痛作用があり、古くから民間薬として利用されてきました。 また、根茎は香りが良いため、蚊取り線香の原料としても使われることがあります。.葉は、魚の臭み消しや食材の風味付けとして使用可能です。 ただし、妊娠中に摂取すると、流産や早産のリスクが高まることが報告されているため、注意してください。

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犬や猫への影響

ショウブは、犬や猫に対して毒性があり、特に、根や根茎に含まれるアルカロイド類が毒性を引き起こします。 犬や猫がショウブの根や根茎を摂取すると、嘔吐、下痢、過呼吸、痙攣などの症状が現れることがあります。また、大量に摂取した場合は、肝臓や腎臓に損傷を与えることがあり、最悪の場合は死に至ることもあります。 ショウブの生育を行う場所には、犬や猫が近づけない場所が最適とされます。鉢植えにして高い場所に置きましょう。もし、犬や猫が誤って摂取した場合は、速やかに獣医に連絡してください。

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ショウブ(菖蒲) (Acorus calamus)のQ&A

  • 菖蒲とアヤメの違いを教えてください?

  • ショウブのおすすめの選び方はありますか?

  • こどもの日に菖蒲を飾る理由は何ですか?